わが友ホロゴン・わが夢タンバール

143.49 ホロゴンデイ43「2009年11月7日天下茶屋とはまた壮大な名で」49 猫は考えられるか?

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アレクサンダー・テクニックの教師だと思うのですが、前回の本に引用があります。
コーネリアス・J・リードの言葉、

「飛ぶ前に見よ、そして飛ぶと決めたら躊躇するな」

この言葉を読んで、我が愛する娘の静(猫ですが)のことを思い出しました。
先日、ちょっとした皮膚病で、首にカラーを巻いていたときのことです。
静が2階への階段下にやってきたのです。
階段の手摺りの柵は、外に広がるカラーのままの静が通ることができない狭さです。
もちろん、これまで
ところが、突然、静はパッと飛び上がりました。
猫は助走なし、その場からいきなりアクションに移行します。
そして、首をちょっと傾け、手摺りの柵を見もしないで、3段目までの50㎝を飛び上がり、
柵の細い隙間をすうーと通り抜けたのです。
猫はヒゲで自分の身体が通り抜けられるか、一瞬に測ると読んだことがあります。
でも、ヒゲなどカラーに邪魔されて、どこにも当たらない!
静は、視覚だけで、ある姿勢を取ったら、カラー付きのまま通り抜けられる、
そう判断し、決行を決断したのです。
そんなところをわざわざ通らなくても、本来の階段をトットッと上ればいいのです。
それなのに、こんな軽業をやってのける。
静は、自分の思考力を駆使して、あえて冒険スポーツを遊んでいるのです。
猫でさえ遊ぶし、猫でさえ思考力を使えるのです。
そして、無理なく、決断を実行できる身体の自然な使い方。
まちがいなく、静は、アレクサンダー・テクニックを使っている!
by Hologon158 | 2010-03-23 00:52 | ホロゴンデイ | Comments(0)