わが友ホロゴン・わが夢タンバール

147.17 ホロゴントラベル1「2010年3月13日清正築城の熊本城の膝元で」17 頭を空に向かって!

アレキサンダー・テクニークのことを以前に書きました。
楽器演奏に限らず、自分の体をただしく動かすことが、
人間の行動をもっとも有効な方向に導く、これが基本的な主張です。
まだ読んだ本は5冊、You Tubeでいくつかのレクチャーを受けただけなので、
おそらく誤解もいっぱいあり、実技としては、ほんの序の口なのですが、
それでも、かなり姿勢や体の動きが変わってきたという感じがします。
その証拠に、先日、付虹先生にレッスンを受けたとき、
先生、うれしそうにこうおっしゃったのです、
    「弾くときとても姿勢がいいので、かっこよく見えます」
一生、一日のほとんどを机に向かって生活してきたせいもあるのかもしれません、
もともと猫背でとてもかっこわるい人間であるだけに、
思いがけないこのコメントはうれしかったですね。
基本は実にシンプルなのです。
    人間の体に腰はない。
    股関節から下が脚、上が一体となった上体部。
    その上体部の背骨、首、頭を、一体として、空に向かって伸ばす、ただそれだけ。
これによって、首の前後の筋肉はニュートラルの位置になり、緊張がなくなります。
この姿勢で、股関節から下の足をなめらかに動かすと、疲れません。
動物たちはちゃんとアレクサンダー・テクニークを実行しています。
私の最愛の娘静(猫ですが)は、今、かわいそうに首周りにカラーをつけています。
不自由ですが、すぐに自由自在に振る舞えるようになりました。
階段を上るときが傑作なのです。
    首を下げると、カラーがステップにひっかかります。
    そこで、すっと頭を上げて、まるで貴婦人のようにツンとお澄ましの表情で、
    優雅にステップをあがってゆきます。
    ちっちゃな赤ちゃん貴婦人という風情です。
おそらく猫や犬に肩こりや腰痛はないでしょう。
体をとてもなめらかに、水銀のように使えるのですから。
合気道の名人の動きもやはりアレクサンダー・テクニークですね。
    塩田剛三先生は、8人の大きな男たちがてんでに襲いかかるなかを、
    まるで水のようにするすると通り抜け、
    よそ目にはゆったり落ち着いた動きなのに、
    男たちをずっでんどうと転がし続けます。
男たちは、師匠の姿が今ここに見えたかと思うと、かき消すように消え、
どこにさわったという感触もないのに、気がついたら宙を舞っているということです。
塩田剛三先生はもっとも無理のない動きをしているからなのかもしれませんね。
なにも塩田剛三先生のように、合気道の達人になりたいというわけではありません。
無駄、無理のない動きができるようになれば、
揚琴もホロゴンも今よりももっとなめらかに使えるようになるかもしれない。
そう信じて、もっともっと修練を積んでみます。
 
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by Hologon158 | 2010-04-16 18:54 | ホロゴントラベル | Comments(0)