わが友ホロゴン・わが夢タンバール

147.35 ホロゴントラベル1「2010年3月13日清正築城の熊本城の膝元で」35 神の存在証明?

メニューインは、神童の名をほしいままにして、
11歳のとき、大富豪ヘンリー・ゴールドマンからヴァイオリンをプレゼントされます。
ストラディヴァリウスの名器ケーフェンフュラー。
13歳で、ベルリン・コンサートを開催し、
バッハ、ベートーベン、ブラームスの3協奏曲をこのヴァイオリンで演奏します。
聴衆のなかにはアインシュタインがいて、こう言ったのです、
「今、私は天に神がいることがわかった」
私も今、ヴァイオリニストのサラ・チャン、チェリストのハンナ・チャンの演奏を観ると、
そう感じてしまうのです。
天才って、ほんとに居るのだな、
でも、その天賦の才能って、どこから来るのでしょう?
遺伝子の組み合わせ?
とんでもない!
試しに一曲ご覧下さい、
http://www.youtube.com/watch?v=n8uCT9_STj0&feature=related
その心から音楽を楽しむ13歳の少女の笑顔と余裕。
ハイドンの猛烈な難曲をまるで小学唱歌を歌うような感じで軽々と弾く姿。
豪快に鳴りきっているチェロのスケールの大きさ。
もう少し大きくなってからの同じ曲はさらに余裕たっぷりです。
http://www.youtube.com/watch?v=-aoUxKfHS9I&feature=related
音楽に完全に一体化してしまっています。
スリリング。
ついでに、ヴァイオリンとの二重奏をご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=FzwWEJ0Bgvo&feature=related
この流麗な協奏の冴えはなんという切れ味!
アインシュタインのように、
神の存在を考えないと説明できない、そんな気持ちになってしまいます。
ジャクリーヌ・デュプレはこの世を疾走して、
円熟の境地に達しないままに、去ってしまいました。
サラ・チャン、ハンナ・チャンの二人にはぜひ末永く弾き続けて、
メニューインのように、音楽史に名をとどめる巨人になることを祈りたいものです。

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by Hologon158 | 2010-04-21 00:08 | ホロゴントラベル | Comments(0)