わが友ホロゴン・わが夢タンバール

156.30 ホロゴンデイ48「2006年10月8日心斎橋には絢爛濃密な秋があった」30 早晩袋小路に

156.30 ホロゴンデイ48「2006年10月8日心斎橋には絢爛濃密な秋があった」30 早晩袋小路に_c0168172_175435.jpg


前回、「写真やめましょ」って書きましたが、心配はいりません。
何回か行けば、その場所は撮り尽くしたことになる。
とすれば、早晩、手近な場所は全部撮り尽くしてしまい、
行き場がなくなると、撮影意欲も減退して、いつしかカメラは冬眠してしまい、
次の趣味に写ってしまう、そんな可能性が大きいからです。
こんな方は、自分がいっぱしの写真家だという自負心があるので、
常に成果を求めることになってしまいます。
でも、慢心すると、成長も止まってしまいます。
成長が止まると、写真の喜びも急速にしぼんでしまいます。
こんな趣味、つまらないということになりかねません。
結果主義、名声主義は早晩袋小路にぶつかってしまいます。

ロボグラフィは、写真コンセプトではありません。
    私は、路傍のものたちを撮り貯めて、
    いつかこれを作品にまとめたい、などという野心はゼロ。
    写真そのものは、万の単位でハードディスクを埋めていますが、
    これは私の思い出であって、作品ではありません。
今も、3年半前の心斎橋の写真を引っ張り出して、
シリーズで記事に掲載していますが、これはただの挿絵。
    どれもこれも、これは「作品」でございと、自慢できる代物じゃない。
    ご覧の通りの、ただの素人写真。
写真趣味と言っても、別に写真の技量を上げたいという気持ちもなく、
作品を創造したいという気持ちもないので、
撮影は散歩気分、気楽で気軽で、疲れません。
    路地裏での出会いは、毎回、まったく違います。
    いつも心を躍らせてくれます。
だから、撮れる写真は似たり寄ったりとしても、
飽きることもありません。
ですから、長続きをしています。

90歳までもつかな?
by Hologon158 | 2010-05-20 17:07 | ホロゴンデイ | Comments(0)