わが友ホロゴン・わが夢タンバール

160.30 ホロゴンデイ50 「2010年2月9日晴れの天王寺で僕はごきげん」30 馬鹿ですね

今日はことし一番の暑さでした。
背広姿で歩いていると、なんだか馬鹿げている感じがするほど。
でも、服装のことは一応さておいて、
暑さというのは、誰にも同じように襲ってくるものなのですから、
    耐えられます。
これが局人的なもので、特定の人にだけ暑さが襲来するのであったら、
    耐え難かったことでしょう。

私は、暑さにとても強い人間です。
    もっともカメラを持つことがその条件。
    どんなに暑くても、カメラがありさえすれば、炎天下でも歩けます。
昔、シルクロートの旅のツアーに参加したことがあります。

    ある昔の都市跡では、おそらく40度を超えていました。
    一行のほとんど全員が大樹の日陰に集まって涼をとっていました。
    でも、私には大切な撮影の時間。
    廃墟の通りという通りを時間の許す限り歩き回りました。

この旅では、苦い体験をしました。
まだホロゴンウルトラワイドを手に入れる前でした。
    シルクロートの大きな光景を目一杯撮りたいと、
    パノラマカメラを手に入れたのです。
    レンズが180度近くぐるっと回るのです。
    旅行直前に手に入れて、三脚を立てて、1本撮ってみました。
    かなりシャープなレンズで、気に入りました。
当時のメインカメラはコンタックスRTSⅡとツァイスのレンズ群でした。
つまり、人並みにカメラマン風装備に身を固めていたのです。
    この都市跡でも、パノラマカメラを盛んに使いました。
    三脚など持たず、手持ちで。
    サブとして、ポジフィルムを20数本は撮ったはずです。

帰国して現像して見て、あっとのけぞりました。
    ネガのすべて、長辺の両脇にソーセージのように私の指が写っていた!
あんまり腹が立ったので、そのまま売り飛ばしてしまいました。

使い込んでいないカメラを大事な場面で使う人って、
    はっきり言って、馬鹿ですね。


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by Hologon158 | 2010-06-11 21:50 | ホロゴンデイ | Comments(0)