162.111 ホロゴントラベル2「2005年9月青森は弘前の町の風情にしびれたね」111 それもクリアした?
菅首相、7月10日、福井県坂井市でこんな風に演説したそうです、
「政治とカネとか普天間のことで少し心配をかけたが、それもクリアした」
あっと驚く発言ですね。
普天間基地移転の問題がどうクリアできたのですか?
沖縄県では、比例代表で社民党が得票率1位だったそうです。
今では、沖縄県内に米軍の新基地を作ろうとしても、誰も協力しないでしょう。
それなのに、どうクリアできたというのでしょうか?
そして、いつ、鳩山、小沢問題がクリアしたのですか?
国民はだれも忘れていませんよ。
幹事長を辞任したことが、なぜ免罪符になるのでしょうか?
小沢自身、どうやら過去の問題になったつもりのようです。
おそらく菅内閣が参院選で一敗地にまみれたことを、彼は喜んでいるはず。
どうやらおれに出番が回ってきたと考えていることでしょう。
側近たちが、9月総裁選に小沢と、盛んにアドバルーンを上げはじめています。
でも、お気づきになっていないようですが、
私が№162.105「お先真っ暗!」で書きましたように、
小沢の権勢はすでに終わろうとしているのです。
国民は、彼の金のことを忘れていません。
参院選に敗れた理由は、表だっては菅首相の不手際にありますが、
民主党の根底に黒々と広がっている小沢の暗い影こそ、
参院選の敗北の根本的理由なのです。
小沢に好きなようにさせて、さらに黒い金を蓄積されてたまるか!
だれもがそう感じているのです。
検察審査会の結論がたとえ不起訴相当と出ても、小沢の天下にはなりません。
新首相としての親任を得るために衆議院を解散すれば、敗北必死なのですから、
小沢は恥をしのんで、禊ぎを受ける機会をすべて無視して、
300議席の数をたのんで、日本を支配しようとするでしょう。
不正問題についてはまだなんの弁明もしていないのですから、
そうなれば、国会、とくに参院には小沢糾弾の嵐が吹くでしょう。
政策連合の協議など、協議の席をもうけることさえできなくなるでしょう。
民主政権の立案する重要法案は軒並み、参院で否決されてしまうでしょう。
そうすれば、内閣支持率は鳩山以下に落ちてしまいます。
そして、日本は無茶苦茶になってしまうことでしょう。
小沢なら、それでもなお必死で権力にしがみつくかも知れません。
ここはやはり、検察審査会に英断を下していただきたいものです。
by Hologon158
| 2010-07-15 00:24
| ホロゴントラベル
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