わが友ホロゴン・わが夢タンバール

164.02 ホロゴンデイ51「2010年4月24日お気に入りの心斎橋は今日も華」2 風の写真師になりたいな


「風の絵師」という韓流ドラマを見始めました。
    朝鮮時代後期に実在した2人の天才画家、壇園と恵園を主人公にして、
    王朝絵巻を繰り広げることになりそうです。
弟子の恵園は実は男装の麗人という設定がこのドラマの仕掛け。
    演ずるムン・グニョンは「国民の妹」と言われた子役スターから成長したスター。
    可愛い瞳で、猛烈な芸達者、
    愛らしい青年(というより、少年)を見事に演じています。

友人たちと撮影に出かけて、ときどき長嘆息することがありますね。
    ああ、なんで男どもで路地をうろちょろしているんだろう?
そんなとき、夢想することがあります。
    
    ひょんなことから、とても好ましい容貌の青年と知り合って、
    彼から頼まれるのです、
        「写真をはじめたんです、教えてください」
    私、鷹揚に、でも、まんざらでもない気持ちで、
        「ぼくは写真を教えるような素養も才能もないよ、
        それでもいいのなら...」
        なんて言って、ほいほいと引き受けるわけです。
    ところが、不思議なことに、この青年にただならぬものを感じ始める。
    これはいけない、私には妻も子(末っ子の静は猫ですが)もある身なのに!
    それに、私は男性に恋するたちの人間じゃない、おかしい!
    でも、ますます募る恋心、青年が私を見る眼差しにもただならぬ光が。
    実は、この青年、わけあって男装をしていたのである!
    そして、私たちはある日...

でも、ああ、無常!
    私の写真の友人たち、押しも押されぬおっさんばかり、
    もしこの人が男装だったら、助けて! ぼくは必死で逃げるぞ!
        (友人たち、このブログ、読まないだろうな?)
もし私が男装の麗人を弟子にしたりしていたら、私の運命は変わっていたでしょう。
    妻と娘の静に家を蹴り出され、運命の浪に翻弄されつつも、
    愛を貫くために、私は必死で写真の道を精進することになったでしょう。
現実には、私は妻を愛し、写真の道はすっぱり捨てて、
    素人写真を一人楽しむ境地に落ち着き、
    愛する娘静のために余生を捧げることになるわけでありまして、
    けっして現状に不満があるわけではありませんよ。
        (妻や静が読んだときのために、このあたり必死で言い訳している)


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by Hologon158 | 2010-08-01 16:04 | ホロゴンデイ | Comments(0)