164.33 ホロゴンデイ51「2010年4月24日お気に入りの心斎橋は今日も華」33 変な撮影法
さて、今回は、濡れた路面の俯瞰撮影。
名付けて「飛びこみ自殺型撮影法」
こう書いても、以前に書いた説明を読んだ方はおそらく皆無でしょう。
要するに、超広角レンズでの水平撮影法。
21㎜レンズを使った方なら、経験がおありでしょう。
ちょっとレンズを下に傾けただけで、自分の足が写るのです。
ホロゴンのような15㎜になると、その危険性がさらに高まります。
三脚をお持ちなら、簡単ですね。
三脚を最大限高くして、センターポールを逆に取り付けます。
雲台を調節して、カメラを水平撮影の位置にするのです。
このやり方には欠点があります。
1 センターポールの固定をしっかりしないと、突如、落下傘効果!
ガチャン!
あっ、カメラが壊れちゃった!
2 三脚がないと、この方法、使えない。
私は三脚を持っていません。
全部友人にあげてしまったのです。
そこで、私が自分で考案したのが「飛びこみ自殺型撮影法」
やり方は簡単です。
1 両脚を最大限大きく開きます。
2 しっかりカメラをホールドした両手をできるだけ前に突き出します。
3 そのままの姿勢で、前に倒れ込みます。
4 撮りたいものの真上にカメラが来たとき、静かにシャッターを落とします。
5 次の瞬間、片方の足を前に飛ばして、着地。
6 残りの足も追っかけて、転倒寸前の姿勢を建て直す。
5と6、どちらかの足がつるっと滑ったら、最悪ですね。
カメラを持った両手が地面に激突します。
いつかそんなことが起こる予感があります。
だから、濡れた地面では絶対にしないでください。
おっと、このときはしてますね。
(と言っても、この撮影法は一枚だけ。それはどれでしょう?)
一番重要なことは、シャッターを落とすとき、カメラを水平に保つこと。
これに失敗しますと、地面は大きく傾きます。
そうすると、とても見づらい画像になってしまいます。
この撮影法、あまり見かけたことはありませんね。
私の友人たちもこの方法は完全になかったことにしてます。
地面など、撮る理由がないからです。
私は撮りますね、
地面師なのです。
by Hologon158
| 2010-08-07 01:25
| ホロゴンデイ
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