わが友ホロゴン・わが夢タンバール

166.08 ホロゴントラベル3「1999年8月アイルランドでケルトの神秘を体験し」8 韓国の美をたどる人


ペ・ヨンジュンの「韓国の美をたどる旅」を読み終わりました。

ありきたりの感覚でありきたりの美を選択したのではありませんでした。
    彼自身の人生と生活に密着して、
    いわば生きる行為として美に出会っていました。

            キムチ
            韓服
            漆
            茶
            陶磁器
            寺
            ハングル
            王宮と名君世宗
            酒
            韓屋
            風景

どうですか?
    この選択は独特で、しかも納得できるではありませんか?
自分が美しいと思える体験こそ、美である、そう考えているのです。
    ただの紹介本ではなく、自分の美の発見の旅。
    自分をさらけ出して、堂々と宣言しているのです、
        どうですか?
        これが私なんです。
自分の美意識、美的体験、美に向かう心のありのままを描き出す
腰の据わった文章といい、この真摯な態度といい、
    ただ者じゃありませんね、この人。

どうですか?
    あなた、これだけの本、書けますか?
    私には、絶対に書けません。


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by Hologon158 | 2010-08-10 21:39 | ホロゴントラベル | Comments(0)