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166.15 ホロゴントラベル3「1999年8月アイルランドでケルトの神秘を体験し」15 カルメンのように


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インターネットでサハラ砂漠の美しい写真を見つけました。
    砂漠というと、「月の砂漠」を思い出し、憧れてしまいますが、
    実際には怖ろしいところのようです。
    子どもの頃、ディズニーの「砂漠は生きている」を観ました。
    魅惑的ですが、私が覚えているのは、蛇。
    砂漠を泳ぐようにして、驚くほど素早く走っていってしまいました。
    追いかけられると、怖いな、そんな印象だけが残ってしまいました。
数十年前、ナミブ砂漠をキャンプ旅行の旅をしたとき、知りました。
    砂漠の表面は猛烈なスピードで風が走っていて、
    微細そのものの砂粒が飛んでいるのです。
    まるで、あの走る蛇のように。
一行のお一人はちょっとカメラを砂漠の上に置いたばかりに、
    見事、作動不能の故障を読んでしまいました。
    やはり怖ろしいところなのです。
それだけに、美しい。
    カルメンのように。


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一方、アイルランドの本土は緑でした。
    でも、けっして地味豊かではありません。
    作物を植えた畑を見かけるよりも、羊の牧草地の方がずっと多い。
    スコットランドのハイランドもそうでしたが、
    羊でなければ移動できないほどに凸凹。
    湿地帯もあって、沃野というより、荒野。
緑と見えても、日本のようなやさしい風土ではないのです。
    サハラ砂漠と色は違いますが、
    生きるに厳しい大地なのです。
by Hologon158 | 2010-08-12 14:25 | ホロゴントラベル | Comments(0)