わが友ホロゴン・わが夢タンバール

174.25 ホロゴントラベル5「2010年8月ブロガーに曳かれて新潟参り」25 この世の悦楽


ビザから小雑誌が送られてきます。
    その巻頭記事であるフロントラインの特集記事、
    今回は、放送作家鈴木おさむさん。
「面白い番組ってなんですか?」と尋ねられて、
    その答えが面白いですね。

    「温度が高いものなんじゃないかな。
    80年代、90年代のテレビは、画面から発する熱がすごかった。
    やっぱり最終的には画面のこの世の悦楽、
    作り手のパワーを感じるものが面白い。
    作り手のパワーって、画面から出てくるものだと思います」

その通りですね。
    私は、この十年、テレビを観ていませんので、
    現代の日本のテレビがどれほどの温度か、知りません。
    韓流ドラマの画面の温度は確かに猛烈に高いですね。
    その温度の元は、ドラマ制作者たち、そして俳優たちの迫力です。
    気合いが違います。

そこで思うのですが、写真もそうですね。
    私が大好きなのは、画面からバンバンと熱と輝きが飛び出てくるもの。
    写真画面が激しいとか、
    凄いものを撮っているということではありません。
    画面が静かで、なんでもない光景なのに、
    ぐいぐいと迫ってくるものだってあります。
要するに、外観ではなくて、内面が問題。
    こうなると、写真技術なんて、目じゃなくなります。
    どこまでも、心、心、心。

私のお気に入りの写真ブログでは、
    毎日、そんな写真にお目にかかることができます。

    この世の悦楽。

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by Hologon158 | 2010-09-17 00:01 | ホロゴントラベル | Comments(0)