174.50 ホロゴントラベル5「2010年8月ブロガーに曳かれて新潟参り」50 桂銀淑さん
桂銀淑さんという歌手、本当に魅力的ですね。
歌謡曲という歌謡曲、一切聴くことなく、
オペラと歌曲で一生生きてきた人間が、
突然、桂銀淑さんの演歌に魅せられる。
不思議、そう言いたいところですが、
私という人間はそんなものです。
自分が好きになったものはとことん好きになって、
完全に集中してしまい、他に目をくれない、ずっとそうでした。
韓流ドラマでよく出てくるセリフですが、
「好きになるのに、理由はいらない」
CDも、ダブらない限度でありったけ手に入れました。
You Tubeで桂銀淑さんの歌いっぷりを絶えず楽しんでいます。
「大阪慕色」(http://www.youtube.com/watch?v=VghX7SHJFso)で、
面白いコメントを見つけました。
まず、ちょっとその歌をご覧になってから、そのコメントを読んでください、
「彼女の大ファンですが、一点だけよくわからない面があります。
どうも衣類というか服装が野暮ったいなと思う。
もっと歌と合うようなものがあるのに????」
そして、もう一度、この歌の桂銀淑の衣装をご覧下さい。
吹き出してしまいますよ。
以前に、楽しい光景を目撃しました。
鳶職の青年が自分の作業ズボン(裾がふわっと広がり、地下足袋)に、
視線を落として、しごくご満悦の表情。
その色が、なんと、鮮烈なる紫色!
ダンプにも、紫や金色が頻出します。
でも、私が思うに、桂銀淑のスタッフ、演出家はちゃんと分かっているのです。
デザイン、振り付け、歌そのもの、そのすべてを、
しっかりターゲットを選択し、
そのすべてについて、ターゲットに趣味、センスを合わせているのです。
要するに、桂銀淑さんの実にけばけばしく俗っぽい衣装姿に、
「わあ、きれいだあ!」と、手放しで喜ぶような人たちを想定して、
見事、それに合わせて、すべての演出をしているのです。
あれっ?
ということは?
そんな桂銀淑さんにぞっこん惚れ込むというのは、
私も似たような趣味、センスなのかな?
by Hologon158
| 2010-09-24 18:02
| ホロゴントラベル
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