176.18 ホロゴン外傳9「2010年9月20日飛鳥に幻の彼岸花を求めて」18 親友、伴侶、導師
WニッコールC28㎜F3.5とオプラレックス50mmf1.9、
この2本のニューレンズをノーファインダーで撮ってみて、
分かったことが幾つかあります。
1 28㎜、50㎜でノーファインダーはかなり難しい。
2 逆光では、とても耐え難いほどに、画像が劣化する危険がある。
3 近接でピント合わせをしないで撮ると、失敗の確率が大きい。
まことに当たり前のことばかりです。
たった1日、それも数本ずつ撮っただけで、
レンズ性能をすべて発揮してもらうことなど、私には夢の又夢。
どんなレンズも、じっくりとお付き合いして、
次第に性格がわかってきて、それから撮れ始める、そんなものです。
というより、むしろよいレンズほど、つきあい方が難しいものです。
このあたり、人間とそっくりではないでしょうか?
本当に大切な友人って、友情が段々と深まってはじめて、
その人の人となりが分かってくるものではありませんか?
レンズ、カメラをただの機械とお考えの方にはおかしいでしょう。
でも、私にとって、レンズ、カメラはずっと、
親友であり、伴侶であり、
ときには新しい世界を開いてくれる導師でありました。
この2本は、私の何になってくれるでしょうか?
じっくり付き合いたいですね。
by Hologon158
| 2010-10-04 00:33
| ホロゴン外傳
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