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180.07 ホロゴンドラマ13 「ありふれたもの ありふれたとき」7 ありふれた壁


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今度は、管制官の不祥事ですね。
    福岡空港の管制官3人が、職場体験見学中の中学生2人に、
    旅客機2機に対する管制指示を行わせ、
    その上司が中学生たちに口止めをしたということです。

なんだか大阪地検特捜部のケースに構造が酷似してはいませんか?

管制官、なにを考えていたのですか?
    管制指示は、超高速で航行するジェット機への指示です。
    航空機の安全に関する重大な指示行為、
    一歩間違えば、大事故につながりかねないのです。
    その指示を中学生に読み上げさせる?
    いったいなにを考えているのですか?

上司もまた、上司です。
    部下がとんでもない危険かつ責任軽視の逸脱行為をしているのに、
    それをもみ消そうとする、心優しい上司。

幾度も書いていることですが、
    日本人男性の気が年々下がっています。
    自分の職責上、公私の振る舞いとして通常考えられない、
    そんな逸脱行為、犯罪行為をしてしまう。
    悪いと分かっている(分からなければ、もっと問題)、
    でも、やってしまう。
    自分自身をコントロールする力がないのです。

なんでこんなに気が低下しているのでしょうか?
    テレビ漬けで、受動的な性格のことしかできなくなっているせいかもしれません。
    携帯、インターネット等、便利で安直な生活手段で、
    すべての用足しができるようになり、
    心と体とを使って、なにかを探す、なにかを達成することがなくなったせいかもしれません。
こんな社会事情がつもりつもって、
    志、創造、独創、創意工夫、努力、切磋琢磨、試練、競争、乾坤一擲、勝負、
    孤立と孤高と孤独、発見と発明、自立、絶望からの立ち直り、復活、
    日本の社会は、こうしたものと無縁の、ぬるま湯社会となってしまったのです。

ときどき思うのですが、
    かつては、現代人の精神年齢は実年齢から10引けばよいと言われていました。
    今は違いますね。
    20引くべきです。
    つまり、成人したての青年は、ゼロ歳児のまるで赤ん坊、
    30歳は「ボク、まだ10歳なの」
    この程度の感じがします。

ただし、女性は違います。
    せいぜい10歳引けばよいのですが、引く必要のない人もどっさりいます。
    これじゃ、女性にとって、
    結婚相手は同年齢以下の男性には見つからないことになりそうです。

    なんたる小児社会!
by Hologon158 | 2010-10-13 21:19 | ホロゴンドラマ | Comments(0)