188.23 ホロゴンデイ56「2006年7月8日 京の北山はやっぱり夏がいい」23 写真楽園CLUB SEI-G写真展
さて、吉田正さん指導の写真楽園CLUB SEI-G写真展。
後半の部です。
さいわい吉田正さんもおいでなり、
広くない写真展会場に熱気が立ちこめていました。
とにかく普通の写真クラブの写真展とは雰囲気が違います。
まず、写真が違います。
それぞれ独特の個性から生まれ出た、個性に満ちた作品群。
かなりのメンバーが集まっておられたようですが、
その顔ぶれが、普通のクラブとまるきり違います。
まず、男性も女性もかなり若い方が多く、それぞれに個性的ですが、
なぜか吉田正さんに似て、上品で闊達の印象。
写真にそれがはっきりと現れています。
とても若々しく、新鮮なのです。
だから、会場に清々しい風がながれています。
展示の1枚目は、前半部と同様、吉田正さんの作品。
その次に、ロボグラフィ作品。
前半の写真展の会場で作者からソファー上で展示してもらったのですが、
やはり壁面に展示されますと、見事な組写真となりました。
縦横横横縦と5枚をシンメトリーに並べていますが、
そのフレームの形だけでなく、作品そのものまでもシンメトリー。
よく考えて展示されていることがわかります。
同じロボグラフィでも、ただものを撮っただけの私とは大違い。
路傍の片隅にひそむ、誰も撮らないような種々のものたちから、
あたたかな色彩に満ちた歌を紡ぎ出して、美しい。
やっぱり感じる心が違うと、
地味なロボグラフィもこんなにファッショナブルになるのですね。
写真展の最初の壁面は好印象を形づくる大事なトップバッター。
前回のサラブレッド・バリエーションとともに、
その役割を見事に果たしていました。
わあ、この写真展はなにか違うぞ!
by Hologon158
| 2010-11-21 12:09
| ホロゴンデイ
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