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190.16 ホロゴンデイ57「2010年10月9日葛城古道はやまぬ雨に暗く沈み」16 最大の危機に国対?!


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今回の朝鮮半島の衝突事件は、午後2時34分に勃発後、
    午後3時41分に終息したのですから、
    交戦はたしかに1時間ちょっとしか続きませんでした。
    でも、その交戦が再開されないと、
    いつ、どんな情報で判断できたのでしょうか?
    交戦とその直後の数日間は、交戦再開なし、交戦再開、全面戦争、
    どんな可能性だってあったのです。
全面戦争になったとき、
    日本は北朝鮮のミサイルの射程距離内にどっぷりはまりこんでいます。
    北朝鮮が全面戦争に踏み切るときは、
    中国に参戦してもらわなければなりません。
    そのためには、戦場を朝鮮半島よりも大きく拡大する必要があります。
北朝鮮にとって拡大の手段は、実のところ、たった2つしかないのです。
    1 日本を攻撃する(こうすれば、安保条約にもとづいて、米軍も参戦します)
    2 米軍を直接攻撃する。
    韓国外で、一番攻撃しやすい米軍は日本国内に居るのですから、
    1と2、実は同じことですが、
    そんな正確な攻撃など不要。
    日本列島どこにでもミサイルを一発放り込めば、目的は達するのです。
    つまり、戦闘が再開されたとき、日本が攻撃対象になる確率はきわめて高いのです。

国家の安全のために危機管理は、最悪の事態の可能性がある限り、
    最悪の事態がいつ起こっても対応できるように、
    ただちに態勢を整えることに最大の眼目があります。
    政府内のすべての情報を一つにまとめて、危機管理をする。
    これが最善の方策です。
今回の交戦事件は、朝鮮戦争休戦時以来、最大の危機なのです。
    情報は、ただちに危機管理の最高責任者である首相に
    なにをおいても報告しなければなりません。
それなのに、
    菅首相の耳に入ったのは、なんと午後3時半、
    つまり、ほとんど1時間後だったのです!
    勃発後75分間、首相官邸には閣僚が不在、
    首相が官邸に戻ったのが午後8時半、
    関係閣僚会議が開催されたのが午後8時45分だそうですね。
    つまり、本格的な対策協議は、事件後なんと6時間以上遅れた!
仙谷官房長官は、それを必要とするほどの危機とは認められなかったから、
    そう弁明しているそうです。
    どの時点で、そう考えたのでしょうか?

菅首相は、報告を受けた途端、最高指揮官として、電撃のように、
    首相官邸に移動して、危機管理に着手し
    関係閣僚会議を召集し、各関係機関の情報責任者に情報報告を命じ、
    韓国、米国と協議するなど、対策を講じなければならなかった。
    もちろん自衛隊に全面的な緊急待機を命じる必要もあります。
なぜなら、もし北朝鮮が開戦を決断し、ミサイル発射を命じたら、
    何分で日本に到着するのでしょう?
    ミサイルのことなどまったく知りませんが、ジェット機よりも速いでしょう。
    とすれば、遅くても2時間後には、日本に到達するのです。
    つまり、国家クライシスへの対策時間はたった2時間しかないのです。
    私のような完全素人でも、そんなことは自明です。

ところが、首相ときたら、午後4時過ぎから、党の国対委員長代理と40分間会議。
    それなのに、菅首相は、「迅速な対応がしっかりとれた」と胸を張っているのです。
    その傍らで、自衛隊の緊急出動準備は2時間以内にとらせたのでしょうか?
    というより、そもそも自衛隊に緊急待機を命じたのでしょうか?

そもそも危機管理ということの理解に、
    私と首相とでは根本的な差がありそうです。

    あなた、どちらが正しいと思いますか?
by Hologon158 | 2010-11-26 18:14 | ホロゴンデイ | Comments(0)