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193.09 ホロゴントラベル8「2005年2月25日、岡山牛窓は絶好のホロゴン日和」9 異星人との遭遇


スピルバーグ監督の映画「未知との遭遇」には興奮しました。
   飛来した宇宙船から異星人が、人類の前にはじめて姿を現した!
   こんな異星人との遭遇の可能性について考えてみましょう。
   この銀河系に限って考えてみます。

仮定してみましょう。
   銀河系には1000億の恒星があり、
   その内1億の恒星系で生命が誕生しているとしましょう。
   生命は不可避的に進化していき、かつ1惑星での生命進化は1回だけ起こる。
   砒素環境で増殖する生命体が見つかりましたが、
   どんな種類の生命体も、極端な環境では発生困難でしょう。
   だから、銀河系の誕生から何億年経ったか知りませんが、
   生命が誕生して進化するに適した期間は50億年と考えましょう。

1億の惑星で誕生した生命のうち、
   何パーセントが宇宙飛行ができる知的生命体に進化するでしょうか?
   そもそも恒星間を航行できる可能性さえ、疑われていることを考えると、
   100万と見積もっても、過少見積もりと批判されないのではないでしょうか?

とすると、50億年のうちに、1000億の恒星系のうち、
   100万の星で宇宙飛行力のある異星人が出現するのです。
   そんな宇宙飛行力のある文明を平均何年保つことができるでしょうか?
   人類など、数百万年の進化の果てに、
   世界中で、なんだか人間疲労現象のような状態になっています。
   各惑星で宇宙飛行文明が栄えるのは平均1万年としましょう。

そうすると、各惑星で、50億年のうち、
   たった1万年だけ宇宙飛行をすることになります。
   つまり、たった50万分の1の期間しかないのです。
   これは淋しい結果ですね。
   100万の惑星文明が宇宙飛行をしたとしても、
   重なり方を一応無視すると、
   西暦2010年現在、銀河系に栄えている宇宙飛行文明は、

       たった2個(平均)!

   銀河系には、1000億もの恒星系があるのに、

       たった2個!

その2個の惑星は、この地球からはるか彼方のどこかに、
   お互いに遠く隔てられて、孤立しているのです。
   かなり大げさに仮定してみても、
   たった2個じゃ、異星人が飛来して、
   私たち人類が未知との遭遇を体験できる可能性は限りなく小さい!

   がっかりですね。

こうなると、せめて次のような可能性を夢見たいですね。
   現在栄えている宇宙飛行文明が、
   瞬間移動による自由自在の宇宙飛行能力を開発し、
   銀河系の星という星をシラミつぶしに探査している最中である!
   そして、探査機アブラカタブラ号は、
   もうケンタウルス座α星の探査をたった今終わり、
   艦長ラブタカラブアは、今、星間移動の起動ボタンに指を置こうとしている!

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by Hologon158 | 2010-12-06 00:24 | ホロゴン外傳 | Comments(0)