わが友ホロゴン・わが夢タンバール

193.27 ホロゴントラベル8「2005年2月25日、岡山牛窓は絶好のホロゴン日和」27 とっても持主孝行


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12月5日日曜日に大阪茶屋町で撮ったフィルムを今盛んにスキャンしています。
    ズミクロン50mmf2の初撮り。

興奮しっぱなしです。
    この古代レンズから現れる画像がどんなものか?
    このレンズをお使いになった方はとっくに分かっておられるでしょう。
    ご覧になったことがない方には、ちょっとお待ちいただきましょう。

4本までスキャンして分かったことがあります。
    露出設定のことです。
    どんなレンズにも、露出の設定の仕方にバイアスがあるようです。
昔使ったエルマリート90mmf2.8は、モノクローム時代でしたが、
    標準の露出値で撮ると、ぼけぼけなのです。
    プラス1.5か2に補正すると、落ち着きに満ちた堂々たる画像が出現。
    訳が分かりませんが、とにかくそうでした。
    同種レンズを使った友人に尋ねると、そんな補正は必要がない。
    同一レンズでも、個体差があるのでしょうか?
そして、私のズミクロン50mmf2。
    このレンズにも、どうやらバイアスがあるようです。
    でも、そのバイアスをどう補正したら、よいのか?
    これが分かりません。
    ネガの濃度は一応揃っています。
    ライカM3には露出計がないので、脳内露出計だより。
    これが、ずれているらしい。

ホロゴンの場合、やはり露出計などありませんが、
    すでにどんぴしゃりに安定しています。
    そりゃ、そうですよね。
    数千本撮ったら、誰だって、安定します。
    ホロゴンにも露出バイアスがあります。
    私は、そのバイアスを自動計算して、撮っているようです。
その同じ露出感覚でズミクロン50mmf2を撮ると、
    うまく行かない。
    どうやら2本のレンズの違いを見つけていく必要がありそうですね。
    脳内露出計の調整なのですから、もう手探りですね。

明日、実は休業日。
    京都に出かける用があります。
    ついでに、撮ってきます。
    さて、どうなることやら?

    こんな手探りの探究をするチャンスと楽しみを与えてくれるのですから、
    昔のレンズって、とっても持主孝行なのです。
by Hologon158 | 2010-12-09 00:07 | ホロゴントラベル | Comments(0)