わが友ホロゴン・わが夢タンバール

208.27 ホロゴンデイ61「2005年11月5日大阪寺田町からいずこと知れず下町へ」27 ヨシもアシも一緒?

 
          [Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]


今日は、かなり健脚の2人組だったので、ずっと歩き通し。
近江八幡駅から北西方向にある八幡山まで大通りが走っています。
私たちはその向かって右手、北側の裏道伝いに八幡堀まで歩きました。
もう最初から、ロボグラフィ満開の町でした。
私には、なにがロボグラフィで、なにがそうでないか、言えません。
予測することも、期待することもできません。
その場に、そのとき行ってみないと、見つからない。
でも、ぶつかると、瞬時に、分かります。
こいつ、ぼくを待ってくれていたんだ。

八幡堀の近くで、おでん定食を頂きました。
このおでん、よく味が沁みて、絶品。
これでご機嫌になり、さらに撮影を続行しました。

裏道を撮り続け、八幡山の山麓道を北上し、
ヴォーリズ記念病院のところで右折して、水郷に入りました。
午後4時46分、ヴォーリズ記念病院の1つ南のバス停でバスに乗るまで、
2時間ばかり水郷をうろうろ。
残念ながら、期待した雪は木の幹の凹みに少しだけ。
風もなく、穏やかな1日でした。
前回書きましたように、収穫は16本と20枚。
内9本と20枚がホロゴン、7本がヘリゴン35㎜f2.8。
ヘリゴンが大健闘でした。

冬の淡い青ですが、全天蒼天。
沈む日が西空の雲と戯れて、大きな空がなおさら大きく見えました。
そんな空の下を歩ける、これも幸せの1つ。

近江八幡の北部には、葦の群生する水郷が広がります。
全国有数の葦の産地。
なんでも、今では「葦」が「悪し」を連想させるので、
「ヨシ」と呼ぶそうです。
葦はあしであって、悪しではありません。
そんなダジャレで、長年の名前を変えるとは、アホか、と言いたい。
ですから、私はあくまでも「あし」と呼びます。
たった1年で、この葦がかなりみすぼらしくなっていました。
どこもかしこも、貧弱で殺伐となっていました。
なんだか、日本経済の影響じゃないか、そんな風に思いたくなります。

せめて、私の写真だけでも、高度成長を遂げたいものです。
途中、一休みと、ベンチに座っていると、
両肩に大きな望遠ズームを付けたカメラの写真家が通りすぎました。
私たちの貧弱な装備を見て、プイッと顔を背けました。
完全に見抜かれてしまいました。
炯眼の士と言うべきでしょう。
それに、この方、鼻の下に、立派な口ひげも蓄えていました。
これじゃ、もうハナから、かないませんね。


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by Hologon158 | 2011-01-30 00:36 | ホロゴンデイ | Comments(0)