わが友ホロゴン・わが夢タンバール

210.02 ホロゴンデイ62「2009年4月19日奈良の京終界隈をそぞろ歩き」2 ホロゴン劇場に出演!


           [Rara Avis展ご案内は、1月17日ホロゴンニュースをご覧ください]


人は同じ街に2度訪れることはできない、と書きました。
ひっそりと閉じられた空間に見える路地裏にさえも流転の時間が流れています。
その流転の様相はまさに変幻自在。

幾度も幾度も歩いている同じ道なのに、
そこにそんなものが居たのか、と驚喜するようなものに毎度出会えます。
撮りますと、心の中で、あるいは口に出して言います、
「ありがとう!
また、会おうね!」
以前に慣れ親しんだものがそのまま生き残っていたら、
廃棄変転の流れにまだ元気で抵抗していることがわかり、
「よしよし、がんばったな、
次に来るときまで、がんばれよ」
と、声をかけながら、撮ります。

どんな状況であれ、すべて新鮮な気持ちで撮影できます。
私は、ホロゴンウルトラワイドとつきあうようになってからでしょうか、
それとも、その前からでしょうか?
撮るものすべてと対等のつきあいをするようになりました。
恋人なら、毎日顔をつきあわせても、飽きるということがありませんね。
それと同じ気持ち。

ホロゴンで撮らせていただける、
私のホロゴン劇場に出演していただける、
ありがたい!
ですから、同じ町に行き、同じ裏道を歩いても、
つねに15分に1本ずつ、狂喜乱舞しながら、撮影できます。

その結果として、私が撮った写真をあなたがどう考えるか?
これが私の問題ではありません。
はっきり断言できます。
私の写真はどこでもおなじスタンス、同じ撮り方なので、
あなたは、私の写真を見ても、みんな同じに見えるでしょう。
なんで、こんなものを飽きもせず撮り続けているんだ、
どこに言っても、同じじゃないか、
もう飽き飽きだとお考えのことでしょう。

私には、全部、違うですけどねえ......


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by Hologon158 | 2011-02-03 11:08 | ホロゴンデイ | Comments(0)