わが友ホロゴン・わが夢タンバール

212.41 ホロゴンデイ63「2010年1月23日 秀吉の故地、滋賀長浜は雨だった」41 ちらとも出なかった!


        [Rara Avis展大阪展開催中。2月16日ホロゴンデイ212.19をご覧ください]


今日は、Rara Avis展に義兄の画家も来てくれたそうです。
今日もギャラリーに詰めてくれた畏友のRAさんから聞いて知りました。
さっそくお礼の電話をかけました。
画家の視点から見ると、どんな感じか、知りたかったこともあります。

あれこれと話してくれましたが、
写真展のデザインそのものはとても面白かったとのこと。
ただ2つの点で、どうもよく分からない、と、
ここからが辛口の批評になりました。

まず、ギャラリーの壁面の色、作りが、
写真作品を展示するにふさわしい壁面になっていない。

それから、最後の北海道の写真、これが分からなかった。
ぼくは、定年後、3か月間北海道に住んで、絵を描いた。
あちこち回ってみたけど、北海道にしかない光景を沢山見た。
写真展の作品は、あまりにもありふれた風景で、
なんでこんなものばかり撮るのか、良く分からなかった。

私、電話口で笑い続けました。
北海道の写真というのは、私たちの写真展をデザインした、
写真家林孝弘さんの作品なのですが、
これが写真家たちに滅法受けがよいのです。

辛口批評のAYさんまでも言い切っていました、
「あの写真たちは、なんでもないように見えて、
なっかなか撮れないわよ。
私には撮れない!」

風景画家である義兄の目は、
そんな写真家たちの目とはかなり違っているようです。
そこで、悟りました。
ははーん、そうだとすると、
義兄の目には、私の写真も同じように映っているんだな?

義兄は言いたいのです、
なんであんなつまらない場所ばっかり写すの?

その証拠に、30分ばかり話しましたが、
ついに、彼の口からは、私の写真の感想はちらとも出なかった!


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by Hologon158 | 2011-02-22 22:37 | ホロゴンデイ | Comments(0)