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214.36 ホロゴンデイ63「2011年2月13日 現代都市神戸に80歳のオールドカメラ見参!」36 万事、簡単に



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今回の写真展について、私に自慢できることが1つあります。

プリント。

モノクロームのお二人はそれぞれご自分でプリントされました。
残りのカラー5人のプリントは、いろいろ紆余曲折があって、
結局、A3ノビ4枚を除く、A4プリントは全部私が担当しました。

40数枚でしたが、このプリント全部、一発プリント。
以前3回大手ギャラリーでしましたが、すべて一発プリント。
しかも、そのプリンターたるや、量販店で7000円の最廉価版。
高いのを買わなくても、ちゃんとプリントできるのです。

このコツは実に簡単。
すべてにあてはまる鉄則の1つ、つまり、
手を加えない。
RGB三色を順番に補正し、最後に濃度を調整するだけ。
絵の具と一緒で、混ぜれば混ぜるほど、
手を加えれば手を加えるほど、混濁してしまいます。
もちろん皆さんの露出が適正なので、無理な画像がないせいもあります。
適正露出のネガは、プリントしやすいですね。

でも、私のホロゴン写真なんか、猛烈に濃厚な露出設定です。
それだからこそ、プリント時に補正する必要が少ない。
だから、伸ばしやすいのです。

それにしても、大手ギャラリーで写真展をするのに、
出展プリントを、コスト100円少々の一発プリントでしてしまうのですから、
考えようによっては、非難の対象となりそうですね。

なんという杜撰さ!
なんといういい加減さ!

私など、撮るときも、ほんの片手間のヒットエンドラン式。
玉ノ井に同行していただいたneonさんたちもあきれていたようです。
つまり、撮るときもプリントするときも、すべて直感方式。
これが私の流儀というわけです。

たとえば、同じ場所で幾枚か撮っても、最初のショットが常にベスト。
そんな私のような人間は、考えない方がよいのです。

ちなみに、こんなプリントですが、写真展では好評でした。
原版の色が良いせいですが、
そこで分かることは、こういうことでしょうか?

プリンターの役割は、原版の忠実な再現であり、
制作者の邪魔をしないのが一番。
by Hologon158 | 2011-03-09 22:30 | ホロゴンデイ | Comments(0)