わが友ホロゴン・わが夢タンバール

219.25 ホロゴンデイ65「2011年3月6日僕ら江戸っ子神田の生まれだーい」25 真のリーダー!


前回書きました、ほんとのリーダーにふさわしい人間を、
近頃、一人見つけました。
昨日、インターネットで、こんな記事を読んだのです。

「<東日本大震災>命の電柱…13時間半しがみつき生存 仙台」
(http://www.excite.co.jp/News/society_g/20110328/
Mainichi_20110328k0000e040022000c.html)

突然の津浪警報、地をどよもしながら迫る津波。

「事務所の外にいたのは先輩の男性社員(40)だけ。
「加藤君、津波だ!」。
叫び声と同時に地鳴りのようなごう音が背後に聞こえた。
真っ黒い濁流にのまれた瞬間、
10メートル程先の電柱に先輩がよじ登るのが見えた。
押し流されながら、それに必死でしがみついた。
高さ約7メートルの一番上に先輩。
そのすぐ下まで登ったが、濁流は足元まで迫っていた」

なんとかよじ登ったのですが、眼下で人が流されてゆき、
車が流されてきて、あたりの電柱を押し倒してゆきます。
電柱にあたりませんように、と祈ったそうです。

次のあたりも素敵です。
「寒くて眠気に襲われたが、
静寂の中に「寝んなよー」という声が響いた。
手の感覚は失われていたが、
「誰かが見てくれている」と気持ちを奮い立たせた。
夜明け前、ようやくひざ上まで水が引き、
先輩と2人で何とか生き延びた」

この記事を読んで、
凄い人がいるものだと、そうお感じになりませんか?
いえ、この記事の主人公ではありません。
先輩の方です。

1 ただちに津浪の危険を覚知した、状況判断の確かさ。
2 即座に電柱に上った、冷静さと果断さ。
3 そのとき、地獄の恐怖の中で後輩を忘れず、声をかけた、
思いやりと利他の精神の気高さ。
4 ずっと後輩を励まし続けた、心のやさしさ。

どうですか、
この人は、限界状況の中で、本物の人間であることを証明した!
そうではありませんか?

その上、この人、
優れたリーダーの資質、条件を完全に満たしているではありませんか?

菅さんも枝野さんも東電社長もやめていただきましょう。
この人を見つけ出して、リーダーにしましょう。
はるかに適確な判断と指導力、行動力を示すに違いありません。


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by Hologon158 | 2011-03-29 19:14 | ホロゴンデイ | Comments(0)