221.77 ホロゴンデイ66「2011年3月6日濹東綺譚の荷風を気取ってはみたけど」77 いつも大安!
なにをするにも「吉日」というものがあるじゃないか?
そうおっしゃる方もかなりおいででしょうね。
私は、大安吉日などという験担ぎは生涯したことがありません。
誰かがそれを決定条件にしても、異議は唱えませんが、
ぜんぜん気にしません。
神頼みもしません。
昔、紀伊國屋書店の創業者、田辺茂一さんがラジオのトーク番組で、
ダジャレを言ったことを今でも覚えています。
「台湾は毎日、大安なんですよ」
「えっ、どうしてですか?」
「いつもダイワン」
私はダジャレが嫌いではありませんから、笑いました。
そして、感じたことは、この人も、験担ぎをしない人なんだ。
験担ぎをするか否か、これはその人の人生での1つの選択。
でも、私には、験担ぎをすることは、選択の道を狭めている、そう感じられます。
それがいいことかどうかとなると、よく分からないですね。
たとえば、トイレから出るとき、手を洗いますか?
洗わないで、すっと出て行く人を見ると、
私は「うへーっ」となって、その人が触ったドアノブなどは触らない。
でも、そんな人を見ないと、ノブをぐっと握ってドアを開きます。
合理的な判断ではなく、習慣であり、性格なのでしょう。
同じことで、験担ぎをする人から見ると、私など、
トイレを出る前にしっかり手を洗わない人のようなものでしょう。
手を洗わない人って、便利ですね。
手間暇をかけず、しかも、衛生のことなど気にもしないでおれるのですから。
験担ぎをしない私も便利ですね。
やりたいことがあれば、やるぞと思う人がすべて吉日。
即座に取りかかれます。
今、ここでやらなきゃ、いつできる?
そんな感じですね。
人生ということを考えると、こちらの方が得策という感じがします。
東北大地震のことを忘れないでおきましょう。
やりたいことがあれば、今やってしまいましょう!
そうすれば、
いつも大安!
by Hologon158
| 2011-04-18 13:03
| ホロゴンデイ
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