228.11 ホロゴンデイ68「2011年4月3日奈良町をニューレンズが闊歩した」11 もう若くないでえ
子供の発想は実に自由ですね。
昨日、通天閣からJR天王寺駅まで歩いたとき、
動物園帰りのパパと幼稚園ほどの男の子を追い抜きました。
耳に入ってきた言葉もかなり面白かったですね。
「パパ、ぼくねえ、チンパンジー食べてみたい」
パパ、まじめに受けています、
「うーん、ちょっとチンパンジーは売ってないねえ。
ネズミだったら、どうかな?」
(ネズミだって、売っていない)
「いや、ぼくはチンパンジーの方が食べたいねん」
私の娘も昨日、春日大社中心に10キロばかり歩いてきましたが、
その途中耳に挟んだ言葉。
パパ、「※※ちゃんはまだ若いから.....」
子、「ぼくもう若くないでえ、小学校1年やでえ」
パパ、「ふうん、それやったら、誰が若い?」
子、「幼稚園の子とか......」
言葉を習熟し、その意味を正確に知るにつれて、
大人の概念が子供にしみ込んで、子供の心を規制しはじめ、
言葉や感性の上での独創性は次第に消えてしまいます。
でも、消えない人がごく稀に居ますね。
そんな人が研究者であり、アーチストであり、
ときには、天才であるのかも知れません。
by Hologon158
| 2011-05-05 13:32
| ホロゴンデイ
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