わが友ホロゴン・わが夢タンバール

242.17 ホロゴンデイ72「2011年1月29日 正月恒例の近江八幡巡りは快晴」17 不死鳥のように


今日はひさしぶりの神戸。

昔は、神戸はお気に入りの撮影地でした。
でも、震災が神戸の町を変えてしまいました。

震災後数年は、とても気の毒で、
とても撮影に行くことができませんでした。
その後数年経ってようやく訪ねてみると、
もう昔の彼女ではありませんでした。

うらぶれ、落ちぶれていたのではありません。
逆に、セレブのマダムに変身していたのです。

港神戸には、かつての写真家たちが白系ロシアの亡命人たちを撮った
あの当時から残されてきたエキゾチックな風情がありました。

神戸市は、大震災のおかげで、長年の懸案であった都市再開発を一気に実現し、
近代的なストリートとビル街、ファッショナブルなニュータウンが、
港神戸を現代都市コウベに変身させてしまいました。
ヤングジェネレーションの街。

もちろん以前からファッショナブルな街でした。
でも、ちょっとニュアンスが変わりました。
ものを大切にする人たちの街から、
簡単に使い捨てをしてしまう人たちの街へ。
そんな感じ。

ロボグラフィの本質は、キョウジと自立、変化への抵抗。
それなのに、かつてはロボグラフィの宝庫だった神戸は、
大震災を経て、不死鳥のように、炎の中で一旦燃え尽きて、
新たに再生して、ピカピカになってしまったわけです。

でも、時間って、不思議な魔術師です。
そんな神戸の街にも、
時間がそれなりに神戸らしいフレーバーを与えつつあるようです。
そして、私もまた、新しい神戸になじみつつあります。
昔ほど再々は参りませんが、行けば、楽しみます。

今日は、道具もニューシフト。
メインは、ライカウルトラワイド。
つまり、ホロゴン15mmf8付きライツCL。
サブは、キノプラズマート25mmf1.5a。
ただ、これだけ。

ひさしぶりに、ホロゴンに思い切り呼吸してほしい。
フィルムを10本用意しました。
さて、どんなロボグラフィに出会えることか?



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[後書き]
3枚目説明が入りますね。
透明アクリル板の障壁ごしに撮りました。
屋根のあたりに、私が写っています。
アクリル板の裏に竜舌蘭の大鉢。
その向こうは、作業場。
ホロゴンですから、その全部が写ってしまいました。
by Hologon158 | 2011-06-25 19:34 | ホロゴンデイ | Comments(0)