265.12 ホロゴンニュース「2011年9月5日キニック25mmf1.5が西大寺詣で」Part 2
プロの師匠について音楽を学ぶということは、
胸の躍る体験ですね。
ワンステップずつ、着実に上っていけます。
弟子には、次になにを学ぶのがよいのか、わかりません。
もし独習するとしたら、まさにいきあたりいばったりということになります。
適当に弾きたい曲を選びます。
でも、その曲を完全に弾きこなすためには、a,b,c、3つの技術が必要。
それなのに、aしかできない。
そこで、中途半端のまま、次の曲に移ります。
a,b,c,d,e3つの技術が必要。
また、ちゃんと弾けないままに、別の曲にさすらいの旅。
正しい師匠に付くと、違いますね。
aから始まって、b,c,d,e,f,g,......と段階を追って、習得できるように、
気を配っていただけます。
その各技術のただしい奏法を教えていただけ、
模範演奏で、音楽の目標も与えていただきます。
あとは、正しく精勤に練習を続けるだけ。
実はこれが難しいですね。
片手間では絶対に続きません。
私の場合でいえば、揚琴を学ぶことが人生の目標の一つ、
という気持ちが固まっていないと、とても続けることなどできません。
私はとても幸運でした。
陳少林先生と運命的に出会いました。
陳小林先生に揚琴を習ううちに、二胡の伴奏をする機会があり、
さらに揚琴にのめりこみ、
そのために、付虹先生に紹介していただいたおかげで、
二人のすてきな音楽家の下で中国音楽を学ぶことができるのです。
お二人のおかげで、
西洋音楽とはまた別の音楽宇宙に遊ぶことができるのです。
これが最大の幸運。
すでに200枚を軽く超すCD、DVDが集まりました。
まだまだ素敵な音楽に出会えそうです。
さて、キニック25mmf1.5の第二弾、
残り16枚をご覧下さい。
昨夜、親友のRAさんが電話でこう言いました、
「ブログ、見てて思うんですが、
映画用レンズの個性って、
銀塩レンズよりかなり濃い感じですね」
まさにそのとおりです。
それが、不思議なことに、
外観がかなり写りの特性を暗示する感じなのです。
このキニック25mmf1.5など、
ダルメイヤーのスピード・アナスティグマート25mmF1.5そっくり。
ですから、外観を見ただけで、このレンズ、
きっとキノプラズマート系の描写をしてくれるだろうな。
でも、もう一つの強力な特性もあります。
レンズ会社ごとの個性、これもまた色濃く反映しています。
テーラー=ホブソンという会社、
なぜか非常に端正、上品で、しかも濃い表現をしてくれます。
こってり系なのですが、品がとてもよろしい。
ますます気に入りました。
by Hologon158
| 2011-09-06 00:30
| ホロゴンニュース
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