265.15 ホロゴンデイ76「2006年11月9日故郷大和高田にホロゴンとお忍びで」15 想定外?
今回の集中豪雨による災害をどうやったら防止できるか?
危険地域の住民を災害発生前にどうやったら救出できるか?
試しに考えてみました。
でも、近ごろの災害の性質を考えると、
1 新種の災害であること、
2 どこで、いつ起きるか、予測不能であること、
この2つの際立った性質をもっているようです。
これこそ、本当の意味での「想定外」と言いたいところですが、
本当にそうなのでしょうか?
たしかに、今回の被災地にしても、何十年もの間、
なんの災害もなく過ごしてきました。
日本中、山間の渓流沿いに無数の集落、村、町があります。
そこしか住むところがないのです。
一番住みやすいのです。
土石流など、ほとんど起こったことがないのです。
でも、今回の土石流の原因は、記録的な集中豪雨のせいだけでしょうか?
むかしから、よく言われてきたことですが、
竹林、自然の雑木林はしっかり根が張るので、
かなり地盤を保持する力があります。
でも、たとえば、杉はとても根が浅くて、倒れやすいのです。
林野庁は、採算性と管理性とを重視して、
雑木林をほとんど杉などの一木林に変えてしまいました。
その結果、まず起こったのは、花粉症。
たとえば、中国には花粉症はほとんどないそうです。
今回の土石流がどんな植林部分なのか、原生林なのか、
これからしっかりと調査すべきです。
調査次第では、
今回の大災害は実は人災であったことが判明するかも知れません。
それにしても、お役人って、
無知故の思いつきで、国民にどれだけ被害を与えてきたか、
よく反省してもらいたいものです。
と息巻いてみても、実際には、お役人って、
無反省、無修正を画に描いたような種族。
百年河清を待っても、お役人は清くはなりません。
やれやれ........
でも、最初の設問に戻りますと、
一度はお手上げ、防止などできないと考えましたが、
本当は、防止できたのかも知れない可能性があります。
国民はもっともっと役人達、政治家達の施策に
警戒の目を光らせなければならないようですね。
by Hologon158
| 2011-09-07 00:41
| ホロゴンデイ
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