わが友ホロゴン・わが夢タンバール

286.132 ホロゴントラベル10「夏冬2度のネパールをおさらい」132 冬の姉妹



ネパールシリーズも後2回となりました。

最後の2枚は、冬と夏に撮ったそれぞれ一番大好きな写真たち。

まずは、冬のバドガオン、ダルバール広場。
姉妹が鬼ごっこをしながら、駆け去って行きました。
もうこの子たちも、今では成人前後。
仲の良い姉妹であり続けているでしょうか?


286.132 ホロゴントラベル10「夏冬2度のネパールをおさらい」132 冬の姉妹_c0168172_0155590.jpg




昨日の続き。
午後2時半、哲学の道の喫茶店にたどり着きました。

    ライカM9の枚数カウンターは485枚。
    つまり、昼食後124枚しか撮っていない。

まあ、いいでしょう。
銀閣寺のすぐ前からくねくねと南下する道を通ったのですが、
ほとんど人に出会わず。
なにしろ月曜日です。
観光スポットを転々とする観光客もここまではきません。

ここまで、485枚、ズミルックス50mmf1.4で撮ってきたので、
これからは、アポクロマートにしましょう。
そうでないと、キノプティックが怒りそうです。

喫茶店では、いつもの習慣で、
焼き餅の入ったお善哉を頂きました。
お善哉のお肴は、途中の古書店の店頭で見つけた小説。

今回のように単独行のときは、
本の代わりにポメラを携行します。
人の本を読む代わりに、自分の心を読みます。

でも、見つけた本はちょっと良さそうだし、
いつもながらの、私ごのみの超廉価、たったの100円。

    J.L.カー「ひと月の夏」(白水社1500円)

案の定、イギリス小説らしい淡々として、性格な筆致。
言ってみれば、テーラーホブスンのレンズの味わい。

フランス小説ときたら、言葉、言葉で、なにを言っているのか、
わかる人にしかわかりませんが、
イギリス小説は、とてもシンプルに出来事を記録してゆきます。

私は、ブログの文章、写真でお分かりのように、
完全単純思考の人間。
どうも、フランスの心理小説は苦手。
イギリスの小説が好み。
いつも明晰な表現で、はっきりと出来事の輪郭がつかめる。
私ごのみです。

さて、3時になりました。
ソニーNex-5Aに持ちかえて、出発しましょう。
by Hologon158 | 2011-12-20 00:19 | ホロゴントラベル | Comments(0)