わが友ホロゴン・わが夢タンバール

292.22 ホロゴンデイ79「2007年1月6日新年近江八幡詣で濡れに濡れ」22 確固たる芯が


ローマは1日にしてならず。

これはすべてのことについて言えます。

   どんなものも、一瞬にしてそこに生まれることはありません。
   step by step.....
   次第次第にそのものが生まれてきます。

私の大好きなことばがこの事態を一言で言い表してくれます、

   「時熟」

   時が熟して、あるものが生まれます。
   そんな時熟のプロセスを経て、
   ああ、これは一個の存在だ、
   ゆるぎない確固たる芯が感じられる存在、
   そんな風に確信できるものが時にあるものです。

人間であれば、「人物」と呼ばれる存在。
これが路傍のものであれば、「ロボグラフィ」

この水回りのたたずまいにそれを感じるのは、
私だけでしょうか?
私だけでしょうね。

ああ、あなたはこう言うかもしれませんね。

   この流しがどうして「存在」と言えるのか?
   家人が来て、仕事をすれば、崩れてしまうじゃないか?

確かにね。
でも、それでも「存在」と言えますね。
あらゆるスポーツで、最高の瞬間があります。

   たとえば、サッカー。
   0.l秒ほどの一蹴りで、ボールがゴール片隅に突き刺さる。
   この瞬間はただちに永遠に消え去ります。
   でも、その瞬間のイメージは永遠に記憶されます。
   消え去ったから、存在しなかったとは誰にも言えません。
   この瞬間は確かに存在したのです。

あなただって、私だって、生涯に一度や二度、
そんな美しい瞬間があったかも知れません。
そのとき、あなたは、私は、最高に存在していた、
そう言うことができるのではないでしょうか?

時満ちて、美しい瞬間に存在が成熟します。
その存在は、消えてしまうかも知れない。
でも、人生は続きます。
次の美しい瞬間に向かって、また時熟のプロセスを始める。
これが生きるってことではないでしょうか?



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by Hologon158 | 2012-01-12 13:00 | ホロゴンデイ | Comments(0)