294.26 ホロゴン外傳26「2012年1月14日新年の東大寺界隈をぐるり巡視」26 男子の本懐
戒壇院の南あたりが水門町という閑静な住宅地。
写真家入江泰吉の家があったことで有名ですが、
その水門町で撮った写真たちをごらん頂きましょう。
「男子の本懐」という言葉があります。
これをし遂げてこそ、生きていた甲斐があった、
そんな偉業を成し遂げたときに使いますね。
「カメラマンの本懐」って、なんでしょうね?
たいていのアマチュアカメラマンにとっては、
第一級のコンテストの大賞を取れる写真を撮ること、
第一級の写真ギャラリーで写真展を開催すること、
出版社から写真集を出版すること、
こんなところでしょうか?
私は、自分じゃカメラマンとは思っていないので、
「ロボグラフィストの本懐」とでも言いましょう。
それはとても簡単で、とても難しいことです。
すなわち、
ひたすら撮り続けること!
写真を撮り続けられること、
それが人生への報酬、
私はそう考えています。
ほとんどのアマチュアカメラマンは、
たまにカメラを持ち出して、撮影に出かけます。
私は、外出すると、写真を撮ります。
「どこでもドア」はありませんが、
「どこでも写真」しています。
別に撮り続けたからと言って、
傑作が撮れるわけじゃありません。
傑作狙いをやめたから、気軽に撮れるのです。
それがこんな写真たちなのですが、
べつに写真家ごっこをしているわけではないので、
べつに卑下する必要もないわけです。
あしからず。
by Hologon158
| 2012-01-24 16:28
| ホロゴン外傳
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