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295.15 ホロゴンニュース「2012年1月をスーパーアンギュロン21mmf4で締めくくる」



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今日は、出勤にスーパーアンギュロン21mmf4を持ち出しました。
f3.5よりも一回り小さく軽いレンズで、
使い回しははるかに勝っています。
丸形フードをセットしてライカIfに付けると、
小型でスマートなホロゴンウルトラワイドという感じ。
リコーGXR+A12に付けると、

左手の中にすっぽり収まり、f3.5ほど目立ちません。
道具性という点では、かなり高得点。

撮影の方は、二日目だけに、かなりなれてきました。
昨日に懲りて、21mmでフォーカスを気にするのはやめました。
被写界深度で撮ります。

昨日の試写では、スーパーアンギュロン21mmf3.5を
できるだけ開放にして撮りました。
そのせいかも知れませんし、
まだカメラの扱いになれていなかったせいかも知れません。

液晶画面に呼び出してみると、f4の方がぐっと締まりのよい映像。
線の細さは銀塩ライカでの撮影結果そのままですが、
とても元気のよい画像になっています。
ますますリコーGXR+A12が気に入りました。

ただし、f4の画像を見ていて気になることが一つ。
リコー独特の元気のよい画像を見せる液晶画面のせいでしょうか?
シャープネスを最低レベルに落としているにもかかわらず、
まだ銀塩よりかなりシャープなのです。

帰宅して、マックでチェックしてから腹を立てるべきなのですが、
やっぱり腹が立ってきます。
ライカM9でもそうですが、
なんで、シャープネスの設定レベルを、銀塩相当の、
つまりレンズのオリジナルのシャープネスに
近い描写になるようにしないのですか?

今なお頑固に銀塩フィルムを使い続ける人たちのことを考えてみてください。
なぜ銀塩フィルムなのか?
昔ながらの、ちょっと粒子が見える程度の粒状性を見せる写真に
強烈な魅力を感じるのではありませんか?

どうも、現代のカメラ会社は、そんな銀塩フィルムの伝統を理解していない。
超微粒子、超高精密、超高生彩、これが理想と考えている。
レンズ技術者も、あらゆる収差を取り去ってこそ
完璧なレンズだと信じきっている。

でも、考えてみてください。
私たちは、超現代都市とロボットたちを撮るのではないのです。
いまだに生活感あふれる街の生きた人間、
生命感あふれるネーチャーを撮るのです。
なんの欠点もない美人、あなたお好きですか?
欠点があればこそ、美点が光るのです。
それが人間。

写真だって、同じ。
なめらかに輝かしく完璧に撮られて写真を見ても、
デジタルテレビの化粧美女を見るようなもので、
つるつるで、面白くもなんともない。
by Hologon158 | 2012-01-31 22:08 | ホロゴンニュース | Comments(0)