わが友ホロゴン・わが夢タンバール

304.09 ホロゴンデイ81「2005年10月22日にも昨日と同じ京都西陣をうろうろと」9 いつも威厳が



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いきなり、聞いたこともないレンズの大盤振る舞い、
さぞかしびっくりなさったことでしょう。

ホロゴンの厳然たるパンフォーカス世界に浸りきっていたと思うと、
超大口径の開放写真に耽溺する、
ほんに節操のない人間でござる。

結局、遊んでいるのです。
ホロゴンでだって、遊んでいるのです。

私の場合、ライフワークなどという大層なものはありません。
ロボグラフィというのは、ただの遊びの名前。
いわば、路傍写真ゲーム。

ロールプレイイングゲームでは、
プレイヤーの能力を増大させるアイテムを集めるのがあるようですね。
私がレンズやカメラをいろいろ漁るのも、そんな意味なのですが、
ロボグラフィの場合、かなり限定されたアイテムをターゲットにしています。
たとえば、ゴミ箱、ドラム缶、コーン、壁、顔などがそうです。

こうしたアイテムは、私だけではありません。
yoshiさんやayuさんにも共通した部分。

でも、掃除具となると、どうでしょう?
掃除具をまじめに撮る人はあまりいませんね。
私にとっては、掃除具もその重要な一員なのです。

NKさんが掃除をしている女店員さんの魅力的な写真を撮っておられましたが、
私の場合、掃除をしていない掃除具さんたちがターゲット。

片隅に鎮座して、静まりかえっています。
その姿には、いつも威厳があります。
それは、掃除担当者の整頓の精神の顕れでもあります。
エンデの「モモ」の掃除のおじいさんも、
仕事を終えてひっそりと休息するとき、同様に威厳があることでしょう。
真摯に仕事をした後の充足感と言いかえることもできそうです。
そんな気配を感じると、撮ります。

ちなみに、私は整理、整頓がとても苦手。
だから、余計に尊敬を感じるのかも知れませんね。
by Hologon158 | 2012-02-20 22:35 | ホロゴンデイ | Comments(0)