わが友ホロゴン・わが夢タンバール

308.01 ホロゴン外傳33「2012年2月18日キノプラズマートも横に居た」1 ペラールの怪


2本の28㎜のレンズ試写は、
私にとっては、引き分けに終わりました。

中将姫光学さんが2月27日からペラール28mmf4シリーズ。
(http://zunow.blog51.fc2.com/)
とても面白いことが起こっています。

中将姫光学さんはこうお書きになっています。

    「ヘクトール28mmとかテッサー28mmのノンコートレンズを連想こそすれ、
     最新のレンズという雰囲気がまったくありません」


たしかに、中将姫光学さんの作品はかなり穏やかで渋い写り。
私の西陣シリーズはかなり鮮鋭、同じレンズとは思えないほどです。
けっして派手ではありませんが、逆光でもけっして暴れていない。


ライカM9の設定を調べてみました。

私の設定の原則はできるだけ銀塩風にと、

    シャープネス オフ
    彩度 中低
    コントラスト 中低

ところが、西陣の日の設定は、

    シャープネス オフ
    彩度 中高
    コントラスト 中高

設定が動いている!
思い出しました。
この日、とても午前中はとてもどんより曇っていたので、
しっかり色が出るように、設定を変えていたのです。

そのうえ、露出は-1から-1.5に常時設定。
こうした条件が私のペラール写真を特徴づけたかも知れません。
中将姫光学さんのライカM8の設定はどうだったのでしょうか?



308.01 ホロゴン外傳33「2012年2月18日キノプラズマートも横に居た」1 ペラールの怪_c0168172_22162166.jpg




さて、2本の28㎜レンズに同伴したのは、

    キノプラズマート25mmf1.5b

いつものレンズじゃないか、そうおっしゃる方も多いでしょう。
そのとおりですが、
この愛用レンズをリコーGXR/A12で試写したい、
それが私の副次的な目的だったのです。

リコーGXR/A12の設定はこうです。

    シャープネス  9段階中1(最低)
    彩度 9段階中5(標準)
    コントラスト 9段階中5(標準)

どんな具合に写るでしょうか?
by Hologon158 | 2012-03-03 22:28 | ホロゴン外傳 | Comments(0)