316.11 ホロゴンデイ83「2006年9月2日大阪の庶民の町八尾をホロゴン片手に」11 かなりトリッキー
忙しくしていて、更新が遅れました。
日記ブログというのは、かなりトリッキーなところがありますね。
人生を生きて、その記録として、ささやかに文章を書き記す。
それが本来の日記。
ところが、私のように、のべつ幕なし、ブログを制作し、
それ自体が人生の重要な行事となっているというのは奇妙。
日記を生きているようなものですね。
それだけ、私の人生が部外者的になったということなのでしょう。
日記ブログは、写真集とは違います。
沢山の写真家たちが写真集を編んできました。
数知れず写真を撮って、その中から選りすぐって写真集にする。
すると、まるで脈絡なしに撮られた写真であっても、
隣合わせになる仲間たちとしっかりスクラムを組んで、
なにかを語りはじめるものです。
中国文人画の画帖も似たところがありますね。
でも、これが私のブログとなりますと、
ただの羅列なので、
隣り合った響き合うというようなことは起こりません。
見る方にそれが起こったとしても、
それは制作者である私の意図から外れた、
ただの脱線、混戦、一人相撲。
ところが、私個人にとっては、全部が人生の一こまなので、
ピンピンと響いてきて、心の奥底に淀んでいた記憶を呼び起こし、
歩いた日のことをもう一度しっかりと再体験することができます。
やはり、日記ブログというのは、トリッキーなのです。
それにしても、八尾もまた懐かしい町。
by Hologon158
| 2012-04-13 00:48
| ホロゴンデイ
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