わが友ホロゴン・わが夢タンバール

316.31 ホロゴンデイ83「2006年9月2日大阪の庶民の町八尾をホロゴン片手に」31 蜘蛛の巣に



よく考えることがあります。
世界中で何十億という人間たちが生きて、日々の生活をしています。
あらゆることが起こっているでしょう。
そんな出来事がすべてなにか因果関係のなかにあり、
因果関係を新たに紡ぎだします。

そんな因果関係が私の人生にもなにか波及するかもしれない。
とにかく知らない場所で知らない人に起こった知らない出来事が
自分にも関係があるかもしれないのです。

カオス理論は、風が吹けば桶屋が儲かる式チェーンリアクションに
理論的根拠を与えました。
よく言われることですが、アマゾンの奥地で蝶々が死んだら、
ウォール街を震駭する大暴落につながるかもしれません。
しかし、よく考えてみると、それじゃ、まるで私たちは

因果関係の連鎖の蜘蛛の巣にとらわれてしまって、
自由を完全に失っているみたいです。
迷惑ですね。

そうではありますが、よく考えてみると、
これまで好き放題に生きてきました。
自由でなくても、不自由なく生きることができれば、
やいのやいの文句を言う必要もありませんね。

問題は、自分が今ここでなにをするか?
これですね。

私は起きている間中、一休みをまるでしない人間です。
ドタバタドタバタ走り回って、
午前2時15分頃でしょうか、パタンと就寝。
午前8時ムックと起き上がり、
ストレッチから始めてドタバタドタバタを再開。
ちょっと忙しすぎかもしれません。

煙草を一度もたしなんだことがないのも、問題かもしれませんね。
静かに煙草をくゆらせるひととき。
横顔が様になりますね。
かっこいいですね。
でも、やったことがない。

静かに思索に耽る、
これも横顔が様になりますね。
でも、これもやったことがない。

考えるときは、バリバリキーボードをたたきます。
書いて考えることで、問題解決の糸口が見つかる、
それが私の生き方。
「話せばわかる」ではなくて、
「書けばわかる!」

ほとんどの人生の決断はもっと簡単に済ませてきました。
あれこれ悩んだり、考え込んだりなどしたことがない。
瞬時に決断が心に浮かんできます。

こんな調子じゃ、深みのある人間性などはぐくむのは無理。
まして、陰りのある横顔なんて、まるで無縁。

だから、よけいに、人の内面が気になりますね。

あの悩みをたたえた表情のうちには、どんな人生があるんだろうか?
あの陰りはどんな人生が作り出したんだろう?
みんなどんな人生を、どんな気持ちで歩んでいるんだろうか?
いろいろ気になりますね。



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by Hologon158 | 2012-04-18 18:14 | ホロゴンデイ | Comments(0)