316.46 ホロゴンデイ83「2006年9月2日大阪の庶民の町八尾をホロゴン片手に」46 撮り心地は至高
午後3時45分、第二の喫茶店を出発。
パンタッカー50mmF2.3で雲行き怪しい空の下、
撮影しつつ帰路につきました。
午後4時15分、阪急十三駅に到着。
撮影枚数は合計609枚、
最後のラウンドのパンタッカー50mmF2.3の収穫は121枚。
銀塩フィルム換算約17本。
やや少な目の収穫でしたが、
今回の2本のレンズの撮り心地は至高、そう言いたいほどでした。
撮影完了後しばらく液晶画面に結果が見えます。
どちらのレンズも幽玄の境地と言いたくなるほど深々と沈んだ色合いです。
現代的な基準から言えば、きっとぼけレンズなのでしょう。
でも、現代的な基準そのものを頭から認めない私にとっては、
これはかえって望ましい状態。
またも、学生時代のことを思い出しました。
誰も惚れないようなご面相の上級生が豪語する言葉が聞こえてきました、
「ぼくは同時に二人の女性を愛することができるよ」
あなた、そんなこと、できますか?
そのとき、思わず心の中をよぎりました、
「だけど、その二人の女性、あんたなんかゴメン、
と同時に言うだろうな」
でも、私も言いたいですね、
韓流ドラマを見ますと、
そのヒロインたちにほとんそ無差別に惚れてしまいますね。
それとまったく同じように、
クラシックレンズたちも、ときとして失敗はありますが、
たいていの場合、惚れ込んでしまいます。
概ね、次の3つに収まりますね、
1 最高
2 もうメッタメタに最高
3 このレンズを抱いて死にたい
こんな風に書きますと、
唐の太宗が王羲之の「蘭亭序」を墓にもっていってしまった気持ち、
なんだかわかるような気がしてきました。
私の場合、3はたった2本。
2種類のホロゴン15mmF8だけ。
タンバール、キノプラズマート、マクロスイターなどが
この2ですが、
今日の2本もその仲間入りをしたようです。
by Hologon158
| 2012-04-22 16:02
| ホロゴンデイ
|
Comments(0)