わが友ホロゴン・わが夢タンバール

319.18 ホロゴン外傳40「2012年4月21日パンタッカーも十三を闊歩した」18 人間の温度



人間には温度があります。
体温ではなくて、気温。

  気の温度。

吉田正さんの写真展の立食パーティで驚嘆したのも、これ。

  立食パーティの料理を持ち寄りにするのは断り、
  全部お一人で創って、盛りつける大皿も含めて、
  20キロにもなったバックパックを背負って運んできた!
  おそらく前日に仕込み、
  当日、朝早く起きて調理し続けたのでしょう。

この気のすさまじさはどこから?

  もちろん吉田正さんのために!

別に、みんなでそれぞれに持ち寄っても、できないわけではない。
別に、一人で背負い込まなければならないわけではない。

  でも、する!

これが「人生意気に感ず」なのでしょう。
人間としての温度がとても高いのです。

誰でもそうですが、人間は心の温度計を持っています。
自分に合った温度というものがあって、
その温度より高いと、心が震え、共鳴します。

私はかなり熱狂型の人間。
人生、ずっと熱狂して生きてきました。
温度の高い人間は、私の温度をさらに高めてくれます。

韓流ドラマに心を奪われているのも、
人間たちの温度が猛烈に高いから。
全身全霊で行動し、愛し、反応し、生きています。

でも、これまで多くの人に韓流ドラマのことを語りましたが、
私の言葉に誘われて、韓流ドラマを試してみた人に、
ほとんど出会ったことがありません。
どうやら温度が合わないらしい。
まるで、心が動かないらしい。

私の写真も似たような事情にあります。
私の写真になにかを感じる人にほとんど出会ったことがありません。
私は猛烈に感じて撮り、見るたびに猛烈に感じます。
自分の写真だからあたりまえですが、
感じないものは撮らない。
感じるときはビンビンと感じる。

そんな撮り方を生涯続けたいものです。
感じなくなったら、終わり。

生活そのものもそうです。
朝8時起床して、夜午前2時すぎ就寝まで、食事時以外休まない。
なにをするにしても、熱狂的に感じながらする、
それが私の生活。

どうやら孫に遺伝したらしい。

  生まれたその日から日中はほとんど寝ません。
  夜も夜泣きをたえずして、両親を疲れさせています。
  たえず動き回り、泣き、今では笑いも加わり、
  かたときもじっとしていません。
  抱っこすると、たちあがり、
  ときどきタップダンスよろしく激しいステップを踏みます。


やれやれ.......



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    [後書き]
        こんな写真見ても、あなた、「ふん、なんだ、これは?」でしょうね。
        でも、私は、このものたちの気を感じるのです。
        私の視線をがんとはねかえしてきます。
        こいつらも、この宇宙のこの場所で、がんばっている。
        ここにいるよ!
by Hologon158 | 2012-05-07 11:59 | ホロゴン外傳 | Comments(0)