328.01 ホロゴンデイ84「2005年10月9日大阪福島区を少しばかりホロゴンで」1 たった33枚
ホロゴンのミニシリーズをお送りしましょう。
7年近く前の大阪福島区。
ホルダーにたった33枚しか入っていない。
でも、ホロゴンが大好きな写真たちです。
もちろん私も大好き。
私にとって、ホロゴン写真は次の3種類しかありません。
1 好き!
2 大好き!!
3 もう死ぬほど好き!!!
1つ不思議があります。
33枚中、縦位置写真が20枚もあるのです。
つまり、60%が縦位置。
私には珍しいことです。
ホロゴンウルトラワイドを縦に構えるのはとても難しいからです。
横位置なら、両手が大体同じ長さなので、
カメラを支える両手をすっと伸ばすと、たいてい水平に撮れます。
ところが、縦はそれができません。
なにしろ、カメラボディ前面の線より前に指が出ると、
ソーセージのように気味の悪い物体が写真両脇に出現するので、
指をボディ前面に少しでもはみ出ないように、
ちょっとおかしなスタイルで脇を保持します。
その状態で90度回転するのですが、
回転後のボディが垂直かどうか、ボディ底面の線をチェック。
でも、どんな状態になれば垂直なのか、それが分かりません。
ほんのかすかな傾きがあっても、ホロゴンは神経質らしく、
大げさにずっこけた写真をプレゼントしてくれます。
以前、作例紹介で、写真家がこんな風に書いていました、
「縦の線がちょっと歪んでいるのが微笑ましい」
思わず、笑ってしまいました。
ご冗談を!
ホロゴンは、縦も横も水平垂直に撮る限り、絶対に歪みません。
ホロゴン16mmF8だって、
スーパーワイドヘリアー15mmf4.5だってそうです。
一枚でも、正しい垂線を出した写真を撮っていたら、
そんなセリフは出てくるはずがなかった!
あなた、私と一緒のようで、
縦位置写真をまっすぐ撮ることができずに、
苦労しておいでですね。
微笑ましいのは、あなたご自身のごまかしでしたね。
[後書き]
1枚目、私の格好いい足が写っていますね。
短く見えるのは、気のせいですよ。
2枚目、私がホロゴンウルトラワイドを突き出して、
ノーファインダーで撮っている姿が写っていますね。
なんだか私が真っ黒ですが、
何十年ぶりかで会った親戚の話では、
「3歳の頃、玉のように美しい坊やだったのに.......」
そう言って、私の顔をまじまじと見つめながら、絶句したのは、
どういう意味だったのでしょうね。
これも気のせいですね、きっと。
by Hologon158
| 2012-06-04 21:58
| ホロゴンデイ
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