353.13 ホロゴンデイ外傳86「2012年6月30日大阪鶴橋をパンタッカーがスイープ」13 私は見る人
美女が美しい衣装でなおさら輝いているのを見るのは、
この世でもっとも素晴らしい光景ですね。
さまざまな時代に、男性もまた、女性に負けず、
贅をこらした美しい衣装に身を固めて、
美を競ったものでした。
あなたが男性として、そんな衣装を身につけたいと思いますか?
私は、まっぴらご免ですね。
よくぞ、男に生まれけり、です。
それでなくても足りない時間の何%かをファッションに費やす、
そんな余裕は私にはないのですから。
お陰様で、自分がどう見られるかということを
気にかける必要はない幸せを噛みしめています。
先週土曜日もあまりの暑さにTシャツ一枚で通しましたが、
そのTシャツ、もう7、8年も夏の撮影に使ってきたものです。
こんなに長い間、Tシャツを使い続けている人間も少ないでしょう。
もちろん1枚しかないのではありませんよ。
もちろん妻が幾枚も買ってくれます。
(自分で衣類を選んで買ったことなど生涯ありません)
でも、気合いを入れて撮りたいというとき必ず着る2枚の1つ。
家を出た途端、服装のことなど完全に忘れます。
人から見られるという意識を持ったことも生涯ありません。
もともとあまり目立たない人間なのですが、
私にとって、よい衣服というのは、
なにを着ているか完全に忘れられるもの。
おかげで、余計な神経を使わず、やりたい放題。
私は、「見る人」であって、「見られる人」ではない。
写真を撮るにはとても都合のよい人種、というわけです。
by hologon158
| 2012-07-03 21:37
| ホロゴン外傳
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