わが友ホロゴン・わが夢タンバール

366.01 ホロゴン外傳90「2012年8月4日フォコター50mmf4.5日本橋で勇み立ち」1 小目標設定法



皆さん、どんな風に節目を作りながら生きているのでしょう?

仕事と生活に追われて、
毎週の日月火水木金土のリズムで生きている方もおいででしょう。
場合によれば、時々刻々過ぎてゆくだけという方もおいでかも知れません。
仕事は仕事のスケジュールに、余暇はテレビの番組表にしたがって、
黙々と日々をこなしておいでの方もおいででしょう。

私が祭を撮らず、オリンピックも観ず、自分のしたいことだけをしているのは、
他人の作ったタイムテーブルで動きたくないから。
自分の人生なのですから、自分のスケジュールにしたがって生きたい。

さりとて大したことができるわけじゃない。
創作活動を行うわけでもない。
だからと言って、のんべんだらりと時間を殺して生きたくない。

では、どうすればよいのか?
私が考えたのは、「小目標設定法」

昔、スコットランドを一人旅しているときに、
カランダーという小さな田舎町で、地元の人にハイキングに誘われました。

   カランダーランブリングクラブの人たち。
   私の靴はただのウォーキングシューズ、
   服装も夏の服装ですから心配になって尋ねました、

       「こんな服装、装備でいいのか?」

   誘ってくれた初老の男性、にっこり笑って、

       「心配ないよ、オーケー」

   ところが、実際には、郊外のベン・レディという879mの小高い山。
   2時間以上かけて、ゆっくりと上りました。
   70年配のメンバーが数人居たからです。

   山への道は凸凹で小さな丘を越えると、また次の丘が見えます。
   これを果てしなく続けた感じがします。
   その都度、誰から陽気にかけ声をかけます、

       「ファイナルアソールト!」(最終アタックのイギリス表現?)

   湿地が一杯草地に隠れていて、
   私のウォーキングシューズはぐしゃぐしゃ、ドロドロになりましたが、
   これは意外と良い登山法でした。
   階段を一歩一歩踏みしめて上るような感じだからです。

私も気が付くと、そんな段階を一歩一歩上る方式で生きてきました。

   小さな目標を設定して、脇目もふらず、上っていく。
   肝心なことは、けっして下らない、後退しない!

仕事も生活も趣味も全部この方式でやってきました。
目標とペースを決めるのは、いつも私。
ただし、生活だけは、妻ですが。

さて、本シリーズのレンズはライツの、

   フォコター50mmf4.5

ただの引き伸しレンズです。
でも、天下のライツの引き伸ばし機フォコマート専用レンズです。
悪いはずがありません。
まあ、ご覧下さい。




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by Hologon158 | 2012-08-15 19:05 | ホロゴン外傳 | Comments(0)