366.04 ホロゴン外傳90「2012年8月4日フォコター50mmf4.5日本橋で勇み立ち」4 撮影開始!
午前10時20分近鉄日本橋駅到着。
午前11時5分、難波近くのキャプテンテリーで、
グレープフルーツジュースを頂きました。
ヘクトール73mmF1.9、快調です。
昨夜、いつもどおり、マーキングをしました。
絞りは、開放白、2.8黄、8赤、
フォーカシングリング、最短緑、1.5m黄色、3m赤。
目分量で予備フォーカスをしてから、ファインダで合焦をチェックします。
近接になると、ちょっと前にピントリングを回します。
今のところ、ドンピシャリ。
天候は久しぶりに快晴、熱射の攻撃を受けて猛烈な暑さです。
撮影枚数は78枚。
描写は、ほとんど4.5、8に絞りましたので、重厚そのものです。
開放も幾枚か試しましたが、ほとんどフレアもなく、キリッと合焦します。
ツァイスコンタックスとの間に熾烈な戦争を繰り広げていた時代。
ライカの弱みはレンズにありました。
どうしても、ツァイスレンズに太刀打ちできない。
前に持っていたヘクトールと、厚みの点では変わりませんが、
私の旧ヘクトールの開放あたりのあえかでなお存在感豊かな印象を思い出すと、
このヘクトール73mmF1.9も、約10年生産を続ける間にじわじわと、
ツァイス系高精細、高コントラストににじり寄っていったのかも知れません。
勢いこの時代から、ライカ社は、タンバール、エルマー、
初期ヘクトール73mmF1.9のボッテリ系と、
ツァイスの高精細、高コントラストのカッチリ系と、
2つの系統の間で揺れ動いてきたのかも知れません。
というより、2系列のレンズを用意するようになり、
それがズミルックス系とズミクロン系の二本立てに発展し、
ライカユーザーを確保しつつ、
ツァイスユーザーを取り込もうとしたというのが正確かも知れません。
たった78枚撮ったあたりでは、そんな印象を抱きました。
さて、これからが勝負です。
午前11時半出発。
by Hologon158
| 2012-08-16 22:34
| ホロゴン外傳
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