わが友ホロゴン・わが夢タンバール

366.08 ホロゴン外傳90「2012年8月4日フォコター50mmf4.5日本橋で勇み立ち」8 心はやすらか



昨日の続き。
午後4時12分JR新今宮駅発大和路快速で帰途に着きました。
妻を迎えに行く都合で、早帰りです。

本日の収穫は、

    ヘクトール73mmF1.9が460枚、
    スピードシックス25mmF1.9が17枚、
    合計479枚、銀塩フィルム換算13.3本。

かなり少ない。
しかし、ヘクトールを460枚も撮ったのですから、
かなりヘクトールに慣れることができた感じがします。

大和路快速先頭車両で一路奈良を目指しているのですが、
2人座席のいわゆるロマンスシートを一人で占領しています。
なにも私だけが荷物をがっと空席に置いて、人を寄せ付けないのではなく、
各座席たいてい一人です。
それほどの田舎へ帰って行くのです。

満員電車にギュウギュウ詰め込まれて、
吊革にしがみついて帰る大都会のみなさんに申し訳がないほど。

こうして毎日いくつかの記事を書いていますが、
私の言葉の隅々にそんな田野人らしいのどかさ、
精神遅滞が染み渡っていることがばれていることでしょうね。
多くを語れば語るほど、心底の底の底までこうこうと照らし出されてしまいます。

でも、私の場合、まるっきり心配はありません。
私の文章につきあっている人って、日本全国でほんの数人でしょうし、
その数人はよほどの暇人なのです。
ということは、都会人とはとても思えない。
きっと私と同じ、のどかなカントリーライフにどっぷり浸って、
「やはり野に置け、レンゲ草」生活から抜け出ることなど考えられない方々。
私のあら探しなど、夢にも思わないみなさんでしょう。

もっと大きな可能性は、誰一人読んでいない!
そこで安心して書くのですが、

    都会に住み続けると、果てしなく自分が縮小していきます。
    人間は、新しい刺激には否応なく反応するようにできています。
    生きるために必要だからです。
    新しい刺激が多すぎると、どうなるでしょう?
    ただの反応体と化してしまいます。

    一方、人間は恒常的な刺激は無視するようにできています。
    都会の全ての刺激、騒音、強烈な光、圧迫、これらすべてが、
    恒常化すると、人間は、その刺激を刺激として認知しなくなります。
    でも、刺激はちゃんと人間の五感を襲撃しつづけています。
    
    だから、コマーシャル、デコレーションは激化の一途を辿っています。
    でも、人間は平気。
    つまり、都会人はどんどん鈍感になっています。
    だけど、心と体はこの過剰刺激を全部受け止めています。
    意識しないだけ。

一方、たとえば、私。

    戸外から聞こえてくるのは、雀のさえずりだけ。
    清澄、清浄の気に満たされています。
    今日はこうして静かに暮らします。
    心はやすらかです。
    すみませんね。




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by Hologon158 | 2012-08-17 11:43 | ホロゴン外傳 | Comments(0)