わが友ホロゴン・わが夢タンバール

415.10 ホロゴンデイ100「2006年6月27日 十三こそわが町と、ホロゴン高らかに宣言し」10 平均台の上を



昔、ある独立自営業の方にこう言ったことがあります。

    「さすがに一人で生き抜こうという気概が感じられますね」

すると、彼はこう答えたのです。

    「それはそうなんですが、
    いつなんどき、病気になるかも知れない、
    誰も仕事を頼みにこなくなるかも知れない。
    そんなことを絶えず感じています。
    平均台の上を走っている感じなのです。
    立ち止まると、転げ落ちてしまうかもしれない。
    だから、立ち止まれない。
    とにかく走り続けなければなりません」

よく考えると、どのような人間であれ、
すべての人が同じ状況にあります。

    よく生きたい。
    己の欲するがままに生きたい。
    なにか目標を達成したい。
    生き甲斐のある人生を送りたい。
    なんでもいい、人生を意味あるものにしたければ、
    平均台の上を走り続けなければならないのです。

休んだり、寝たりすることはもちろん戦いのために必要です。
いわば、生きる元気を保ち、とりもどすために、
活用すべき重要な戦術の一つ、つまり、戦士の休息なのです。

猛烈な仕事っぷりの人物が、すこしペースを落としたらと言われて、

    「死んだらいくらでも休むことができます」

私の父も65歳で退職するまで非常に重い職務を勤め上げました。
おかげで、その後約2年ほど、7度の熱が下がりませんでした。
過熱したエンジンがストップしてもなかなか冷えない、
そんな感じでした。

人間にとって、なすべきことが多すぎることは、
なすべきことがなにもない状態よりもはるかにマシなのでしょう。




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by Hologon158 | 2013-02-07 21:37 | ホロゴンデイ | Comments(0)