わが友ホロゴン・わが夢タンバール

429.23 ホロゴン外傳108「2011年12月19日 ズミルックス50mmF1.4が京東山の風情に震え」23 本物の殺し屋



映画「ジャッカルの日」で殺し屋ジャッカルを演じたのは、

    エドワード・フォックス。

ジャッカルは、要するに、職業的暗殺者。

    なにものも見逃さない、透徹した眼差し、
    隙のない沈着冷静な動き、
    予見し計算された行動、
    いかなる感情の動きも感じさせない表情、
    どんな緊迫した状況でも、完全にコントロールされた武器操作、
    すべてにおいて、まるで本物の殺し屋のように板に付いた名演でした。

これがプロの殺し屋なんだと納得させられましたが、
この映画を観る度に思います。

    これがあらゆる分野のプロに共通する振る舞いなんだ。

写真家にもこれが言えそうです。

    これまで出会ったプロ、アマの熟達の写真家たちはみんな無駄のない動きで、
    惚れ惚れするほどになめらかに動きました。
    なにかを探す視線、見つけたら瞬時に刺す殺し屋の構え。
    
私はまるで違います。
以前は、少しはそんな動きに近かったかもしれません。
今は完全に素人化していますから、無駄な動きばっかり。

    なにか予想もできないものにぶつかったら、
    「やあ、こんにちわ」と挨拶する気持ちなのですから、
    自ずから気構えも変わってしまったのも当然です。

ただし、昔からせっかちで、せかせかと歩き、
せかせかちゃっちゃっとせわしく仕事をするあたりは変わりませんので、
春風駘蕩とはとうてい言いがたいせわしさ。
このあたりは一生変わらないでしょう。

    せかせかと生き、せかせかと逝ってしまうでしょう。
    それまでは、私のものです。
    日々、make my day!




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by Hologon158 | 2013-04-21 14:28 | ホロゴン外傳 | Comments(0)