433.04 ホロゴン外傳110「2013年4月13日ゾンネタールソフトも天満宮界隈を楽しんだ」4 拍手
昨日は疲れました。
これ以上ないほどに疲れました。
長女の一家が来て、
長女の誕生祝い、孫の一歳半のお祝いということで、
奈良市で一番の豆腐料理店に行ったのです。
奥まった一室が、襖に包まれた座敷机の和室です。
そこが一番落ち着きます。
一家で、豆腐尽くしの鍋料理を満喫しました。
孫はなんでも好き嫌いなしにいただく子でしたが、
4月来保育園に行くようになって、選り好みをするようになりました。
味の濃い昼食をいただくようになって、
これまで薄味一辺倒だった舌が急速に味を覚えているようです。
しかも、外観をみただけで、好みを決めます。
お好みでないものは、断じてはねのけて、口に入れさせません。
目がオーケーと言ったものは口にして、おいしいと、
両手を挙げて、自分のあたまをポンポン叩き、ニッコリします。
自分で発明した、「おいしい!」表現。
ちょっと年配の女性が次の料理を運んできました。
私が、「どう、おいしい?」と孫に尋ねると、
そのおばちゃんに向かって、頭をポンポンしながら、にっこり。
両親の話では、年配の女性がお好みなんだそうです。
変ですね。
頂くものを頂いてしまいますと、部屋を回って遊びます。
キャビネ大のメニュースタンドを見つけ、
この2つのスタンドを持って、別の場所に行って、並べてから、
満面の笑みを浮かべて、両手を大きく振って拍手し、
拍手しながら、私たちをキラリと見渡します。
もちろん両親、祖父母合計4名、気合いを入れて拍手。
「顔中目」と言いますが、この子は違います、
「目中顔」
その大きな漆黒の目を光らせて、私たちを見渡し、
これは受けると踏んだのでしょう、
それから、スタンドを別の場所に運んで並べて、拍手、
拍手、また拍手。
私たちもはてしなく拍手をさせられました。
ちょっと拍手をおざなりにすると、目がギラリ。
私たち4人、必死で拍手。
ふと思いました、
ああ、昔の暴君の家臣たちになったみたい!
彼らも、暴君がお得意の芸をご機嫌で披露する度に、
はじめて拝見させていただいたという熱狂的感激で、
果てしなく喝采させられたに違いありません。
どんなに疲れ切って、どんなにあほらしくても、
全身で讃歎を表現して、喝采し続けたのでしょう。
孫の芸はとてもほほえましくて、可愛いのですが、
それでも疲れましたね。
そのうえ、抱っこしますと、重い!
女の子しか育てた経験がないので、驚かされます。
ふっくらふわふわと柔らかい女の子と違い、
全身筋肉の塊みたいで、見かけはふわふわ丸々なのに、
どこもここもかっちり引き締まって、ちっとも柔らかくない。
突然身体を突っ張ったりしますので、
油断すると、落っことしてしまいます。
カメラだって、重い一眼レフはやめて、
せいぜい1キロ前後のレンジファインダーにしている私です、
いわば「カメラより重たいものは持たない」生活なのに、
全身疲れ切りました。
どこかに出かけようと思っても、身体が動かない。
こんなに疲れ切ったのは、記憶がないくらい。
というわけで、本日は撮影の予定でしたが、予定変更。
土曜日にふさわしく、安息日といたしました。
by Hologon158
| 2013-05-04 11:49
| ホロゴン外傳
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