453.10 ホロゴンデイ106「2018年8月28日 ホロゴンが大阪中津の夏を吹き飛ばした」10 電車押し
インターネットでこんな記事を読みました。
「日本、また世界驚かせた」電車押し救助を絶賛
(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130726-00000376-yom-soci)
付いている写真もなかなか楽しい。
おもしろいのは、
女性もがんばって押していること。
押している人がいる一方で、
写真を撮って報道機関に持ち込む人もいること。
あなたならカメラをもっているとして、どちらをしますか?
やっぱり押しますよねえ。
この関係の報道が世界的に反響を読んで、
自分の国ではこんなことは起こらないと驚いているようです。
妻に話しますと、軽く否定。
「そんなことないわよ。
する人も居れば、しない人も居る。
どこの国でも一緒。
私も、イギリスの地下鉄で閉まるドアに、
いきなり挟まれてしまったことがあったけど、
後ろから来た男性がもの凄い力を出して、
両手でドアを無理矢理こじ開けて、
助け出してくれたことがあった」
私もソウルで青年に道を尋ねたことがありました。
地図を示して、「ここがこうで、こう行けば」と言いかけると、
青年は、決然と「ちょっと待って、考えるから」と、
マップを取り上げ、しばらく地図を調べたあと、
正しい行き方をしっかりと教えてくれました。
おざなりに答えないで、
自分の頭でしっかり考えてから答える責任感を感じて、
誠実さと真剣さは爽快でした。
マスコミの論調にときどき感じることがあります。
日本人はこうだ、韓国人はこうだ、中国人はこうだ、
という先入観、固定観念があって、
その先入観、固定観念にぴったり合致した出来事を強調する、
そんな傾向があるのではないでしょうか?
いわば大衆に迎合し、かつある種の世論を形成したい意思を感じます。
ある出来事から、いきなり、だから日本人はこうだ、
だから韓国人はこうだ、などと、いきなり普遍化してしまう、
こんな危険なことはありません。
記事を読むときも、このあたり気を付けたいものですね。
by Hologon158
| 2013-08-01 16:19
| ホロゴンデイ
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