わが友ホロゴン・わが夢タンバール

455.05 ホロゴン外傳117「2013年7月20日大阪平野でゾンネタールを再認識した」5 カンカン照り



昨日土曜日は大阪十三を1日歩いてきました。
猛烈な炎天で、写真を撮り歩いている御仁は皆無でした。
おかげで熱中症になったのでしょうか?
昨夜は「ほとんど経験したことがないほどに」ぐっすり睡眠。
さわやかに目ざめることができました。
後遺症はその程度で済んだようです。

外出時には常に、レンズを一つバッグに潜ませたいものです。
でも、潜ませるだけではだめですね。
ある方が呼吸するように撮りたいとお書きになっていました。
この方はそんな言葉を発することができる数少ない写真家。
別の方だったと思いますが、瞬きするように撮りたい。
これも難しいですね。

    スパイ小説だったと記憶していますが、
    どんなことがあっても瞬きしないという訓練を受ける話がありました。
    瞬きは本来は不随意運動です。
    それなのに、これを随意運動に変えてしまう。
    それと一緒に行われるのが脳波の変化も抑制する訓練、というのですから、
    もう完全なフィクションなのでしょう。

でも、ある種の職種、地位の人が少々驚かされたり、脅されたりしても、
びくともしないということはあるようです。
こうなると、かなり訓練、修練、覚悟がものを言うようです。

いつもながら本題から逸れましたが、

    瞳の瞬きをコントロールするように、
    カメラのシャッターを自在にコントロールすることが、
    写真家の基本的条件かもしれません。

大和路の写真家入江泰吉の名作に、ススキの原の法起寺があります。

    冬の木枯らしがススキの原を分け、
    その隙間にちらりと三重の塔が見えます。
    冬の厳しさが出て、実にドラマチック。

    写真家は助手と二人で、酷寒の原にうずくまっていたそうです。
    ススキの原は予測不能なほどに激しく揺れ動きました。
    ある瞬間、写真家が叫んだそうです、
        「今だ!」
    助手がその瞬間シャッターレリーズを押しました。
    不朽の名作の誕生の瞬間です。

風景写真でもシャッターチャンスがあるということですね。

    先日、ある駅で電車を待っていました。
    プラットホームの端に雀が降り立ちました。
    私の目の前でした。
    バッグの中にはオリンパスE-PL1。
    レンズはダルメイヤーの15mm。
    F8パンフォーカスでやすやすと撮れる位置。
    でも、カメラはバッグの中。
    次の瞬間、雀はさっと飛び立ちました。
    佐々木小次郎はたしか鞘に納めた剣を抜いて燕を切ったはず。

    バッグに潜めていたカメラを電源ボタンをオンにしながら、
    瞬時に取り出し、次の瞬間には撮っている、
    これ位の訓練、あなた、当然しているでしょうね?
    私はしていませんけど。




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by Hologon158 | 2013-08-11 12:14 | ホロゴン外傳 | Comments(0)