わが友ホロゴン・わが夢タンバール

455.06 ホロゴン外傳117「2013年7月20日大阪平野でゾンネタールを再認識した」6 人生が一杯



今観ている韓流ドラマは「天上の花園」

    離婚危機に瀕した女性主人公は、2人の女の子、
    夫の連れ子と夫との間にできた子を連れて、夫と別居して、
    長年不和を続けてきた父のもとに転がり込みます。
    寒村の大変に貧しい生活。
    でも、その生活の中で、父の姿をまじかに見て、
    ヒロインは父への尊敬の念を高め、父との仲を修復し、
    子供たちともそれぞれに今まで以上に深い関係を築くことができます。
    そのうえ、この母子と祖父とは小さな村に深い好影響を与えて、
    とげとげしかった村の人間関係を和気藹々なものへの変えてゆきます。

誰もが経験を通じて学び、変わることができる、それがドラマの基調です。
これはドイツの教養小説、ビルドゥングスロマンの伝統を踏まえた、
実にオーソドックスなドラマなのですが、
韓流ドラマはほとんど多かれ少なかれこの系譜を継いでいます。

    良きにつけ悪しきにつけ、人間は経験によって成長し変化し、
    そのプロセスがドラマを生み出します。
    私はそのような人たちとつき合える韓流ドラマに、
    6年間毎日毎日「参りました」と言い続けているのです。

この種のドラマを実のあるものにするためには、
主人公からわき役も隅々まで、
真摯な演技ができる人たちで固められていることが必須条件。

    とくにわき役は常にドラマの回転役を担っているので、重要です。
    どうやら日本よりもかなり役者人口は限られています。
    とっかえひっかえ同じ助演者たちが姿を現します。
    最初はまたかとうんざりしたのですが、
    それがどうしてどうしてとんでもないほどに化けてくれます。
    今では、このような常連の助演者たちの入魂の演技に惚れ惚れするばかり。

今回も、ヒロインの父をチェ・ブラムという名優が演じています。
これまでも大統領を含めてさまざまな役柄を見事にこなしてきた人ですが、
今回は今までのどれにも増して重厚そのものの名演。

    この俳優さん、実に実に渋いのです。
    表情、動き、言葉、すべてにわたって重い意味に満ちています。
    その言葉の一つ一つに人生が一杯詰まっているのです。

なぜ、そんなことができるのでしょうか?
分かりませんね。
    彼の人生がそのような重みを生み出している、
    ただそれだけしか分かりません。

思えば、写真もそうですね。

    常に、写真は撮るものの自写像なのかも知れません。
    自分を出そうとしても、能力がなければ、出ません。
    自分を隠そうとしても、やることなすことすべてが、
    ポジティブ、ネガティブどちらかの面で自分を反映してしまいます。
    自分の影から逃げられないのと同じように、
    写真の中に差す自分の影を消すことはできません。
    怖いですね。




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by hologon158 | 2013-08-11 14:31 | ホロゴン外傳 | Comments(0)