わが友ホロゴン・わが夢タンバール

457.16 ホロゴンデイ107「2006年5月20日雨の大阪天満から梅田にホロゴンと歩いた」16 凝脂を洗ふ



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今日は大阪に参りました。
土曜日に撮影しなかったら、日曜日に撮影しろ。
これが親の遺言、というわけではありませんが、
心と体が許しません。

仕事のときもそうですが、
とりわけ撮影日は目覚ましとともに瞬時に目が覚めます。

    ただちに、布団から体をずらして横に敷いたヨガマットに移動して、
    恒例のストレッチメニューを消化します。
    すべて体をあらゆる方向に進展するコースですが、
    とくに両手を強くビュンビュン振り回して腰を回転させるコースでは、
    体の隅々に血液がガンガンと流れてゆく感触を感じることができます。
    
すべての動作で、手を高速度で動かすことにしています。
揚琴でスティックを無時間で数十cm瞬間移動させなければならないからです。

この体操が済むと、たいていの場合、寝るまで体のことを忘れることができます。
どんなに歩いても、歩いていることを意識しないで、撮影に集中できます。

家を出て、雨の中バス停に向かって歩き始めると、
路傍の花や猫じゃらしが露で光って、盛んに話しかけてきました、

    「撮って! 撮って!
     今撮ってくれないと、二度と撮れないよ!」

私は涙を呑んで、そのまま歩きすぎます。

    たしかに時間は待ってくれないことを知っています。
    どんな光景もすべてその瞬間を過ぎると、二度と回帰しません。
    人間はいつも一度しか勝負できないのです。

でも、ここで立ち止まると、1時間に1本のバスに乗り遅れて仕舞います。
    (どんな田舎に住んでるんだ?)

    ここは涙を呑んで、小さく、
    「止めてくれるな、おっ母さん」

今日の装備は極上です(いつもですが)。

    ライカM9
    キネタール50mmF1.8
    これだけ。

これにiPone、ポメラがあれば、一日中楽しめます。
カメラが壊れたら、クラシックカメラ店と書店を回ります。
奈良では、昨日雨はほとんど降りませんでしたが、
今日は一日中しとしとと降りそうです。
大阪もそうなら、絶好の撮影日和、わくわくしてきました。

    いつも書いていますが、私にとって、最高の撮影日和は雨。
    もの皆濡れて撮れるのですから、たまりませんね。
    「水も滴る美人」などと言いますが、
    他の国でも、美人をそんな風に表現するのでしょうか?

中国も湿潤なお国柄から、
白楽天は楊貴姫をこう表現していますね。

    「春寒くして浴を賜ふ華清の池
    温泉の水滑らかにして凝脂を洗ふ」

ヨーロッパではどうでしょうね?
それはとにかく、雨の日には、
ロボグラフィがなにもかも濡れてしっとりと輝くのです。
楊貴妃状態、と言っても良さそうです。
by Hologon158 | 2013-08-25 22:07 | ホロゴンデイ | Comments(0)